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「細かいことが気になる悪い癖」=映画の仕事には向いていた?! [映画業界物語]

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「細かいことが気になる悪い癖」=映画の仕事には向いていた?!

小学生の頃。江戸川乱歩を夢中で読んだ。中学時代は「刑事コロンボ」が大好き。将来は探偵か刑事になろうと考えたこともある。もちろん、ホームズも、ルパンも、ポワロも読んだ。日本なら御手洗、金田一。探偵でないけど、松本、森村、も。そのせいか、今でも事件があるとあれこれ推理してしまう。

今風に言えば「細かいところが気になる。悪い癖!」という感じで、杉下右京さんにはとても共感する。が、劇中でも彼が周りから嫌われるように、僕もカタギの友人と話していると、ついその癖が出てしまい、嫌がられる。「どっちでもいいだろ!そんなこと!」とか言われたこともある。が、どっちでもよくない。そこに矛盾があり整合性がなければ、何か裏にあるはずだ。

仕事でも「あのPは怪しい...」とか感じてることがあり指摘すると、「いや、いい人だよ〜」とか否定されることがある。が、やがてそのPは大問題を起こし、金持って逃げたりする。皆「驚いたなあ〜」というが、兆候はかなり前からあった。ただ、多くが細かいことに拘らない。気にしないので見逃しているだけ。

ただ、会社員なら細かいことに気付いても、理不尽にプロジェクトが進められることもあり、指摘すると「うるさい、細かい、鬱陶しい」と言われがち。気付かない方が生きて行きやすいということあるだろう。対して映画界は細かいことが気になることが大事。撮影部でも、照明部でも、美術、製作、演出部。皆、重箱の隅を突くように仕事をする。映画が作りではそれが大事。

もちろん、監督も脚本も同じ。その意味で僕は今の仕事に合っている。そんな「細かいことが気になる」視点で社会や事件を見ると、えー?何で〜ということが時々ある。「何でそこに気づかないの?」「何でそんな発言をするの?」「それ自白したのと同じじゃん?」とか思えるのだが、周りの友人から「そうかあ?」「何が問題なの〜」と言われることが多い。

そこで疑問をFacebookやブログで書くようにした。それが自作の映画以外の記事をアップするきっかけになった。原発事故に関しても、同じように疑問を感じ、追求し、検証した。ま、刑事でもない。記者でもないので限界はあるが、あれこれ考えると真相に近づけることがある。原発事故でも最初は「メルトダウンはしていない」「放射能は漏れていない」と言われ、それを疑い、推理するだけで「デマ野郎」「不安を煽るな」「福島差別」と批判する人たちがいた。ただ、今となってはメルトダウンも、放射能が大量に拡散したことも事実となり、誰も否定しない。

そんなふうに事件があると昔からの「気になる癖」が全開。あれこれ推理してしまう。目下の興味は大統領選だ。これは国家レベルのミステリーなので原発事故以来の大きな事件。また、あれこれ書いていきたい。



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