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トランプ問題から分かる「報道」の怖さ=気づかぬうちに誘導されている? [トランプ問題]

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久米宏が「ニュースステーション」を担当していた頃。こう言っていた。「アメリカの大統領選を取り上げると視聴率が下がるんだよなあ〜」それが今回、トランプ記事をあげると凄い反響。まあ、世界が変わったこと。そしてトランプのあの得意なキャラが注目を集めていることが大きいだろう。あと、僕のfacebook友達が政治や社会への関心が高いと言うのもあるはず。

久米宏時代の大統領はレーガン、ブッシュ、クリントン。真面目なだけの教科書に出てくるようなタイプ。トランプは教科書に載せるのを躊躇する部分がある。でも、そのことで「好きだ」「嫌いだ」と言われても、多くが注目する。政治に関心を持つ。そこは大事だろう。

ただ、トランプの本質が理解できず、今も「安倍と同類!」と思っている日本人も多い。僕のfacebookにコメントくれる方はほとんどが理解しているが、広い目で見ればマイノリティー。「安倍さん。頑張ってるなあ〜」と言う人もいる中で、彼の問題点を見抜き、批判していた人でさえもトランプを否定している人が多い。ただ、彼らの人の意見を読むと、多くがあの風体、言動で感情的に「嫌い!」と言う判断をしている。

あるいは「差別主義者」「戦争屋」と言う反トランプ勢力が流したフェイクニュースを信じ込んでいる。日本のマスコミ(NHKを含め)はほぼ全て、反トランプである米マスコミの情報を垂れ流しているだけなので、そうなるのも仕方ないところはある。ただ、日本でも大本営発表としか言えない安倍広報となったマスコミが多いのに、それを信じず、自民の悪行を見抜いている人が、今回はマスコミ情報を鵜呑みにしていることが解せない。

「国内のニュースは嘘」でも「海外からのニュースは真実」と思うのだろうか? そう言えばあるジャーナリストで「日本のマスコミは安倍政権を批判できないが、米マスコミはトランプを批判している。見習わなければならない」と言った人がいるが、構図は同じ。日本は政権の圧力で本当のことが言えない。アメリカは反トランプがマスコミを抑えているからトランプ批判。それを理解せずに「アメリカの報道は素晴らしい!」と言っていた。同じように、反安倍の人たちもアメリカからの情報は正しい!と思ってしまったのだろうか?

なぜ、トランプの実態が理解できないのか?を考えると、ほとんどが感情論で「嫌い」と感じ、それ以上知ろうとしないことが背景にある。橋下、ホリエモン、N国と同様に「嫌い!」で終わってしまうのようだ。以前、その手の嫌われ者の本を読んでいることを記事にしたら「私は読みません!」と言うコメントする人たちがいた。「読め」とは言っていない。僕が興味を持ち読んでいる報告を書いただけ。

そこからも分かるのは「嫌い」と言う感情は非常に強く、他人にもそれを強制。さらに、その相手を知ることも拒否する。つまり、誤解があっても解けない。その人を詳しく知らないのに「嫌い」で終えてしまう。それはとても危険。例えばマスコミが「**国が日本を攻撃。子供がたくさん殺された」と報道すれば「許せない! 反撃だ!」と言うのが、その手の人たちと思える。実際、そうやって戦争は始まる。イラク戦争も同じ手でスタート。感情論で考えるのは危険。

そんな中、珍しくトランプの批判を箇条書きにした人がいたので、確認した。が、全てフェイクニュースで事実を知らないでいる。誤解と勘違いと思い込み。それらを見ていると「政治の誘導」と言うのは実にうまく機能していると思う。先に紹介した「菅政治を許さない」のオジさんも同様。熱い思いがあり、子供たちのために日本を守りたいと言う彼が、いかにしてトランプ批判を始めたか? その心理を解説したい。



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