山本太郎バッシング=「れいわ」躍進に対する野党の怯えが原因? [都知事選 2020]
山本太郎バッシング=「れいわ」躍進に対する野党の怯えが原因?
都知事選が終わっても、山本太郎、れいわ新選組への批判が続いている。なぜだろう? 小池百合子が大勝したが、次点は宇都宮さんで正当な評価がなされたし、おかしな人たちは順位低い。太郎さんは3位であり、敵対勢力からすると「ザマーミロ!」で満足ではないか?
なのに、あれこれ批判を続ける人がいる。実は決して多くはないのだけど、狭い世界で問題を探して批判を続けている人たちがいるとのこと。その尻馬に乗って、野党関係者までTwitter等で批判を始めた。共闘を断った腹いせか? でも、自分たちが応援した候補は太郎さんを超える票を集め次点。「れいわに勝った!」とも言える結果が出た今、あれこれ批判する必要はもうない。なのになぜ?この状態から見えて来ることがある。票数を思い出そう。
小池百合子 自民+公明 =360万
宇都宮健児 野党(ほぼ)共闘=80万
山本太郎 れいわ =65万
小野泰輔 維新 =61万
これなら野党チームは、太郎を怖れる必要はない。次に野党共闘チームの参加団体を見てみよう。日本共産党、立憲民主党、社民党、新社会党、緑の党。あと国民民主党は自主投票。数えると5団体。80万の票を団体数で割ると1団体は16万票。さらに宇都宮さんはこれまでに90万票台を取っていたのに10万票も下がったのは、共闘が原因?とも解釈できる。さあ、見えてきたねえ〜。
対して山本太郎のれいわ新選組は1党で65万票。共闘チームは1団体16万。れいわより少ない。つまり立憲VSれいわ、共産VSれいわで勝負すれば全く勝ち目がないということ。「れいわ」の方が支持されていることが証明されたのだ。「これはマズイ!」と思った野党の皆さん。そんなところに一部の人たちが太郎攻撃を始めた。「これはチャンス」と野党チームも便乗。太郎叩きを始めた。というのが現在の状況だろう。
このところ「れいわ」の政策「消費税ゼロ」を理解し賛同していたのが共産党。かなりイメージがよくなっていた。なのに志位と小池(都知事でない方)までがTwitterで批判を始めた。太郎はそもそも議員ではない。自民党批判なら分かるが、小さな新しい他党の人事や事件を党の大御所が批判するのは、どういうことなのか? おまけに彼らのツイートには共通する言葉がある。
志位和夫「言語道断、絶対に許されない発言だと思う。公党としてケジメある対応が必要だと思います」
小池 晃「言語道断。政党としてのけじめが求められます」
どちらも「言語道断」という言葉を使い「けじめ」を求めている。共産党としての意見をまとめたと解釈できる。つまり公式の主張だ。「太郎、辞めろ」「れいわ、解党しろ」と言っているのだ。野党共闘を断り、その力を借りなくても善戦、1党単位では他の野党を凌いでいる。そんな「れいわ」が邪魔な存在と感じているのではないか?いや、脅威だと思っているのだろう。
ここで代表が「他党内部のことをあれこれ批判するべきではない」とかコメントすれば共産党の株がさらに上がっただろうに、他党に対して野次馬のような発言する政党だったのか?と思えてしまう。少なくても近年、僕は共産党を見直し、評価していた。昔とは違う!と感じていたが、何も変わっていなかったのだろう。立憲も同様。昨日、記事にした。こちらはトップがあの方だから驚きはないが、こんな発言
「山本氏は総会で大西氏だけを処分し、自ら代表を辞任しないで、反省の弁を述べるにとどめたなら、支持者を裏切る結果につながるでしょう」(立民の参院議員)
まあ、東スポの記事だから当てにはならないが、立憲の議員なら言いそうなこと。これらから言えるのは「恐るべし、れいわ新選組! 山本太郎は脅威だ。今のうちに潰さないと俺たちがやられてしまう!」という恐怖の現れだと思える。政策や主張で戦わず、事件やトラブルを利用して叩く。党の代表自ら批判ツイート。野党が政権取れない理由を実感。それが太郎バッシングの背景だと思えてしまう。もちろん他の側面もあるが、それは別の機会に考える。
2020-07-14 17:08
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コメント(1)
今回の件ではわたしも「共産党まで?」と失望しました。
ところで都知事選の結果は わたしはとても残念です。
まぁ小池都知事に取って代わることは難しいにしても予想より50万票は少なかった。100万票を超えて2位につけてほしかった。「2位あらそいに興味はない」と山本代表は言ってましたが、他の野党の見る目が違う。おそらくそれくらいの票を獲得できていれば これほど他の野党からの嫌がらせに近い非難はなかったはず。
野党共闘が束になっても「れいわに負けた」という有無をいわせない事実があれば・・・。
まぁ愚痴っても仕方ない、衆院選はがんばります!
by アマヤ (2020-07-15 23:48)