SSブログ

都民が小池百合子を選んだ理由。都民がアホな背景?ーいつも言ってるアレです。 [都知事選 2020]

104897805_3960637547343853_2439742005792099780_n.jpg

都民が小池百合子を選んだ理由。都民がアホな背景?ーいつも言ってるアレです。

都民の命よりオリンピックが大事な知事。パフォーマンスしかしない。公約達成ゼロの小池知事を都民は再選させた。人々の生活を真剣に考える山本太郎、宇都宮健児は100万票にすら届かず、小池には360万票も入れる都民はアホそのもの。他県からも嘲笑を浴びているはずだ。では、なぜ、都民は愚かな選択をしたのか?なぜ、アホなのか?

学歴がない? いや、都民1400万人もいるので高学歴の人は多い。一流大学卒もかなりいるだろう。いや、学歴はなくても商才があり、年間何十億円も稼いでいる実業家もいるはずだ。芸術家だって数多くいる。アーティストは学者やジャーナリストでは気づかないものを感じ取る。そんな風に考えて行くと、都民はアホばかりではない。ただ、投票した人の59%が小池に入れている。組織票も多いだろうが、連合+公明票は100万ほど。つまり多くの都民が自主的に小池支持。有権者の2人1人がアホなのか?そこを考えてみた。

105001396_3960638907343717_3402931093315237398_n.jpg

今までも何回も書いてきたが、日本の教育は「優秀なサラリーマンを育てるもの」だ。与えられたことを正確に確実に出来る人材を育てること。それがまさに完成したのが東京都民ということなのだ。つまり、優秀なサラリーマンというのは、与えらたことはするが、与えられないとしない。言われたことをするが、自分で考えない。何もないところから考えたり、行動したりせず、与えられたことを疑わずに信じて受け入れる教育を受けている。

テレビや新聞を信じる。疑わない。「NHKは嘘を報じない」と思っている。「新聞は中立公正」と感じている。与えられた複雑な作業はできるが、本質を考えたり、意義や意味を考えたりしない。「この仕事、何の意味があるんだろう?」なんて思ったらサラリーマンはやってられない。考えずに、与えられたことをやるのが仕事なのだ。そんな生活の中で、政府はマスコミを操りフェイクニュースを流す。テレビで流れたものは事実として受け取る。裏読みしたり意味を考えたりする人は少ない。

そんなことを言えば「変わってるね」「変だよね」と阻害される。だから口に出さない。教育で「疑う」「真相を考える」ということを教えず、本来、それらが仕事のマスコミが「嘘」を流し、「印象操作」や「誘導」を行う。全ては政府と企業の都合がいいようにだ。そんな構図の中で、小池百合子は都民にどう映っていたか? 印象的なフレーズ。横文字を使う。フリップを使ってキャスターのように語る。「この人。賢い。凄い。頑張っている」となる。

103718429_3915730885167853_1263051899382631568_o.jpg

「カイロ大学を首席で卒業」なんてのにも日本人は弱い。英語を話せるというのは経験値の問題なのに「英語できるんだ。賢いー」と思ってしまう。アメリカに行けば誰だって英語だ。賢いからではない。そんなことに騙される。毎日、テレビに出ている。凄い。頑張っている。与えられたことをするだけの思考が育てられていない国民には、そう見えたはずだ。

と言って彼ら彼女らが本物の馬鹿か?というとそうではない。大学も出ている。会社でそれなりの仕事をしている。法律を守り、違法行為はしない。人にも親切。世間に迷惑をかけずに生活している。が、考える力がない。本物のアホではない。その部分を伸ばす教育だけがなされていないのだ。本当の意味で疑う。背景を考える。推理する。ということをしない。やればできる能力はある。が、「どうせ無駄だ」という諦め。「考えすぎだよ」という発想。日本人が持つ古い習慣も手伝って、本質を知ろうとしない。

だから、政府にも、小池百合子にもコロッと騙される。わざわざ投票所まで行って、都民の生活を真剣に考える山本太郎や宇都宮健児ではなく、私利私欲のためだけに生きている小池に投票してしまう。次の国政選挙では都知事の椅子を投げ出し、出馬する可能性が高い小池を選んでしまうのだ。「考える力」が育っていないからそうなる。では、なぜ、そんな教育をしなかったか?

106188834_4006561809418093_2670045110738355811_n.jpg

それは敗戦後。「優秀な人材を育てて経済復興をする」という方針。だが、同時に、国に対して従順で、逆らわず、批判せず、疑問を持たない国民。それでいてよく働く、文句を言わない。そんな扱いやすい、国にとって都合のいい国民を育てるというのも、目的の一つだったのではないか? 

しかし、大きく時代が変わった今、それらの洗脳教育を受けた国民では対処できなくなっている。言われることしか出来ない人材では、現在の危機を乗り切れないでいる。それが20年を超える不況となった。アジアの極貧国になり、アメリカやロシアから舐められている。優秀な政治家が出て来ないのも背景には教育がある。その教育で育った国民は誘導されれば無能な政治家でも選んでしまうので、さらにドツボにハマる。

その意味で山本太郎や宇都宮健児という存在は奇跡なのだ。日本が直面する問題を解決することができる。だが、洗脳が行き届いた国民の多くがまだそれに気づかない。まだまだ年月がかかるのか? 太郎2世や健児3世の時代まで待たねばならないのか? そんなことを実感した都知事選。まずは都民が、国民が「考える力」を育むことが新しい時代のスタートということなのろう。


m_12527945_1003590556381915_2074457293_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。