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都知事選で分かったこと、日頃から鋭い意見を発信する人たちがなぜ?仲間同士で傷つけ合うのか? [都知事選 2020]

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都知事選で分かったこと、日頃から鋭い意見を発信する人たちがなぜ?仲間同士で傷つけ合うのか?

Twitterでいつも鋭い意見を発信している人がいる。著名人ではない。芸能人でもマスコミ関係でもない。原発事故以降にあれこれ大切なことを世の中に発信する人たちだ。僕より若い人たちもいる。皆、熱い思いを持ち、行動している。安倍政権の問題点を把握し、指摘、追求、反対している。そんな彼ら彼女らの声を聞き、日本もまだまだ捨てたもんじゃない。と思ったものだ。

ところが今回の都知事選でそんな鋭い彼らが支持する候補が分かれた。途端に相手の候補を批判する人たちが出て来た。それとは別に、今まで応援していた候補に「失望した」と別の候補を応援。否定ツイートを発信する人もいる。そんな状態を見て考えた。まず、最初に誰を支持するのも自由。支持者を変更するのも問題ない。以前支持した候補者に問題があれば、批判するのも構わない。

が、問題なのは今まで鋭い意見を発信していた人たちが、聞きかじったことで、これまで支持していた候補を批判。あるいはライバル候補を否定しているのだ。その候補の公約はそんな意味じゃないから!ということを批判している。確認せず、聞きかじったことで憤慨し、否定しようとしているのだ。

これが日頃から社会に興味を持たない人たちなら、相変わらずだなあと思うのだが、彼らは非常によく勉強し、鋭い視点を持っている。なのに、視野が狭くなり、不確かな情報で批判している。それではNHKと読売新聞しか情報源がなく、マスコミにすぐ誘導される人たちと大差ない。そんな人たちを目覚ませるために、彼らはいろんな意見や情報を発信して来たはず、それが同じレベルに落ちている。

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敵は小池なのに、それぞれの候補者を批判し合う。そのことで第三者は「どっちもどっち」と思い」こんな人が支持する候補ってなあ」と感じる。批判された方は「違うだろ〜」と反論する。互いに自身の信頼を落とし、支持する候補者も貶めていることに気づかない。指摘されると「俺は事実を言ってんだよ」と開き直る。日頃なら構わない。が、知事選の最中にそれをすることの意味が分かっていない。

一つには日頃から鋭い意見を発信する人たち、熱いということと同時に「思い込み」が強い。ということがあるだろう。思い込みがあるから、この政権の問題点を多くに知らせたい!と正義感を持つ。でも、思い込みが強いから見えなくなるものがある。それに気づかずに、やはり正義感を持ってしまい、検証も確認もせずに「それは許せない!」と批判してしまうのだろう。

学生運動もそうだったが、最初は正しい目的のためにスタートしても、次第に内部抗争が強くなり、分裂。本来の敵ではなく仲間同士で傷つけ合う。連合赤軍がまさにそれだった。そんな人たちの心理を利用して東西に分断されたのがドイツであり、韓国と北朝鮮。秀吉が本願寺を東西に分けたのも同じ発想だろう。本当の敵。本来の目的を忘れて仲間同士で対立する。それは見事に機能して来た。

さて、それらの人たちをどう見ればいいのか? 愚かと解釈するべきか? 人の性だと思うべきか? 成長のための過程と考えるべきか? 何れにしても、得るものがないのだけは確かだ。



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