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この記事もクソだね!「小沢一郎が山本太郎を見放した」と言うかのようだ。でも、誘導と印象操作のオンパレード。そのフェイクを解説する! [都知事選 2020]

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この記事もクソだね!「小沢一郎が山本太郎を見放した」と言うかのようだ。でも、誘導と印象操作のオンパレード。そのフェイクを解説する!

朝日新聞系はいつも政府批判をしっかりやるので、評価していた。が、この「AERA」の記事はあまりにもクソなので記事にする。「AERA」は原発事故直後に放射能が東京に流れてくることを特集した勇気ある雑誌なのに、これは酷すぎる。解説する。まずタイトル

「山本太郎が知事選に強行出馬した背景とは? 説得した小沢一郎が「さじを投げる」まで」

ここに悪意が見える。「強行出馬」と言う言葉。無理矢理にでる。周りが反対していると言う意味を持たせている。そもそも小沢一郎は出馬を止めていない。止めたのに無理やり出るなら「強行」だが、そうではない。要は野党統一候補として出なかっただけであり、それを強行とは言わないだろう。つまり、「太郎はわがままだ」「協調性がない」と言う印象を持たせるために「強行出馬」と言う言葉を使った。タイトルの続きを見ればさらに分かってくる。

「説得した小沢一郎が『さじを投げる』まで」

ここで読書はこう思う。「小沢一郎といえば自由党時代の党首。太郎の師匠であり、大先輩だろう。その人が説得したのに強行出馬したのは身勝手だなあ。そりゃ小沢さんがさじを投げるのは当然だ。酷いよ」しかし、なぜ、「さじを投げる」と言う表現を選んだのか?「小沢が諦めるまで」と言うタイトルにもできる。

国技辞典で意味を調べた。「医者が、これ以上治療法がないとして病人を見放す。また、救済や解決の見込みがないとして、手を引く」と言う意味。つまり、小沢一郎は太郎を見放した。見込みがないと感じたと言うことを記者は表現したい訳だ。が、本当に小沢は太郎さんを見放したのか? なぜ、記者はその表現を選んだのか? 記事を読むとこうある。

「ある野党幹部はこう証言する。(中略)メンツを潰された小沢氏は勝手にしろとさじを投げたのです」

この手の「ある**幹部」と言うのはクセもの。名前を出すと支障があるので隠すと言うときと、実際には誰も発言していなくても創作して、あるいは誰かの発言を脚色して「ある幹部」「関係者」「事情通」と言う代名詞を使い記事にするのはマスコミが得意の手。そのことで記事の内容を強化し信ぴょう性を持たせる。おまけに取材源の秘匿といえば名前を明かす必要はない。嘘でもバレない。

シロをクロにするとき、ネガティヴキャンペーン、プロパガンダ記事でよく使われる手法。芸能人のスキャンダルでは毎回使われる。それを頭に入れて読むと「メンツを潰された小沢氏は、勝手にしろとさじを投げたんです」とあるが、その人はどのような光景を見たのか? 実は小沢の側近で「太郎はもうダメだ!もう絶縁だ」と叫ぶ小沢を目的したのか?

が、「側近」とは書かれていない。「ある野党関係者」この手の表現。嘘だとしてもバレないような設定にする。本当の発言でもあまり違う肩書きにはしない。「ある野党関係者」=>「元自由党か?だから知っている!」と印象操作するような言葉。が、もし本当なら「元自由党」と書くだろう。その方が信憑性が増す。そうでないのは、小沢に近い人ではないと言うこと。さらに、その関係者の発言が事実としても、目の前で小沢の発言を聞いた訳ではないだろう。

「メンツを潰された小沢氏は勝手にしろとさじを投げたんです」この言葉が正確だとしたら、目撃情報ではなく解説。伝聞を解説しただけだろう。もし、直接見ていたら聞いていたら「小沢さんは真っ赤になって怒りました」とかいう目撃証言になる。そこからこの「関係者」は直接見ておらず、聞いたことを解説しただけの可能性が高い。

また、僕はある会で小沢さんに、お会いしたことがある。長い話はできなかったが、いろんな人と話す彼を見ていて、マスコミが言うような人ではないことを感じた。非常に我慢強く、とても気が付き、神経を使う人。イメージが180度変わった。彼もまたネガティブキャンペーンで虚像を拡散された人。その人に直接会い、彼をよく知る人たちからも話を聞いて思うのだが、小沢一郎は「メンツを潰された」で怒る人ではない。「勝手にしろ」とさじを投げるタイプでもないだろう。

その程度の小さな人ではない。根気よく何度でもトライして相手を説得する怒ったりしない。だから、多くが賛同し二度も自民から政権を奪えたのだ。つまらないプライドにこだわるとは思えない。太郎さんに対する彼の評価は今も高いだろう。今回は残念だが、また別の機会に....と考えたはず。また、太郎さんも今回の演説で小沢さんのことに触れていたが、本当に申し訳なさそうな感じ。もし、小沢が激怒し、メンツを潰されたというのなら演説で彼の話は出さないだろう。交流は続いているのだ。

そうなると、記事の信憑性が崩れる。「関係者」の証言は嘘、あるいは聞きかじった情報を説明しただけのもの。実際に小沢一郎から聞いたことではない。もっと言えば、なぜ、この記者は「さじを投げた」ことを小沢事務所に確認しなのだ? そうすれば真相は分かる。なぜ、しないか?それは証言に信憑性がなく否定される可能性がある。あるいは作り話だから? なぜ、大手マスコミがそこまでするか? それは「太郎の師匠であり恩人でもある小沢がさじを投げた。見放した」とアピールすることで「山本太郎って最低だなあ!」と読者に印象付けるためだろう。

本文を読んでも印象操作、太郎さんのイメージを落とすための表現が多々見られる。しかし「AERA」と言えば朝日新聞社の雑誌。政権側でない太郎を引き摺り下ろすような記事を書くのか? もしかしたら朝日新聞はオリンピック・スポンサーであり、中止を公約とする太郎をよく思っていない。できれば落選してほしいと考えているのではないか?そのための記事がこれ。先日は毎日新聞や日経が根拠のない「小池、大きくリード」という記事を掲載。3社ともオリンピック・スポンサーである。

そして「AERA」の記事は太郎さんのイメージダウンだけでなく、小沢支持者からも太郎を引き離す効果があると言うこと。支持者が読めば「太郎許せない! 恩知らず!」になる。それをも計算したものだと思えてしまう。ここしばらくの都知事選記事。スポンサーのものは注意して読まねばならないだろう。くれぐれも印象操作。誘導にご注意。

これ=>http://stg.topics.smt.xad300.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020061500049?fbclid=IwAR1MXBctmKLwNAAVkk9yrZorZAp7WllCCfgMfjlBb3Vpwn9gvJX27Dh0CmA

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早田 快人

7年前の参院選の時、私は山本太郎氏の当選はないだろうと思い、
別の候補者に投票するつもりでいました。が、その気持ちが変った
きっかけがあります。

それは、週刊Sの山本氏への「中傷ネガティブ記事」でした。
この保守系メジャー誌がそうした記事を書くということは、太郎氏が

「当選圏内にある!」からこそ、と読み取ったのです。

太郎氏がただの目立ちたがりのタレント候補であれば、
わざわざそのようなキャンペーンを張ることもありません。
「これは死に票にならない可能性大!」と、
躊躇っていた太郎氏への投票を決心しました。

今回も、そうしたネガティブキャンぺーン的な記事を度々見かけます。
それだけ「電通、パソナ、オリンピック利権派の脅威!」に
なっている、山本太郎氏の「逆転の可能性」があるからこそ
と、私は「書き手の意図」を読み取っています。

そういう正しいメディアへの接し方、もっと広まるといいですね。

今回のコロナ騒ぎは、その意味で「政治家とメディアのウソ」の
存在を、わかりやすく浮き彫りにしてくれた側面があり、世の中に
対し、有効な ”免疫” を形成してくれているのかもしれません。

by 早田 快人 (2020-06-29 19:59) 

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