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新聞を疑え、ネットはもっと疑え、テレビは特に疑え!=この時代を生き延びるにはまず疑うこと? 都知事選も同じだ。 [都知事選 2020]

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新聞を疑え、ネットはもっと疑え、テレビは特に疑え!=この時代を生き延びるにはまず疑うこと? 都知事選も同じだ。

ジャーナリストで大切なのは「まず、疑うこと」と聞く。取材した相手が言ったことも疑う。「失礼な!だったら訊くな」と思う人もいるだろう。でも、それが嘘だった場合、事実でないことをメディアを通して多くの人に拡散してしまう。そのことで罪のない人が批判されたり、大きな問題が隠されてしまったり。だから、まず疑う。裏を取る。背景を探る。別の角度から見る。関係者に話を聞く。そうすれば取材者の言葉が本物か嘘か分かる。

これはジャーナリストだけでなく一般でも言えること。ツイッターを見て「マジかよ!***は不倫してのか!」とデマを信じて拡散する人。「***は寄付を私的に使っている」とのネット記事を見て「信じていたのに失望した!」と、その人を攻撃。その裏には「信じていたのに騙された!」という個人的な憤りがあるので、執拗にネットに書き込む。しかし、そのツイートやネット記事は事実なのか? 評判を落とすためのプロパガンダかもしれない。だとすると、まんまと乗せられているだけだ。

田舎町、隣の息子が都会から戻ってきた。理由を言わない。「あの子。会社クビになって、戻ってきたんじゃねえかあ」と誰かが話す。だが、何の根拠もなく「多分、そういうことだろう」という憶測。それを聞いた人が「やっぱりそうか。あの子は昔から喧嘩っ早いからな。上司に食ってかかったんだろう」と別の人に話す。次第に事実化され尾ひれが付き「社長殴ってクビになったんだってさあ」と噂になる。田舎ではよくあることだが、先のネット見て「マジかよ」という人も同じ。

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多くの人は「あること」を聞くと、確かめもせずに信じ込み。デマかもしれないのに「それは酷い」「許せない」「これは知らせないと!」とネット発信を始める。そんな安易な行動パターンをマスコミや政治はよく利用する。特に日本人は活字やテレビに弱い。「NHKは事実しか伝えない」「新聞は中立公正だ」と信じている。「企業から広告料もらってんだよね」とは考えない。

現在の都知事選。太郎候補や宇都宮候補のデマや批判を見かける。それを聞き、読み、「酷い。応援はもうやめだ!」という人たちがいる。誤解や思い込みで「裏切られた」「失望した」と言い出す人。逆に4年前の公約を1つも実現できておらず、コロナ感染阻止よりオリンピックを優先した小池百合子を「よく頑張ってる!」という人も多い。先の田舎の話と同様、大都会・東京でもその手の人が多いということ。

誘導、印象操作。国や企業に都合のいい人たち。だから、あの政権が長期政権になった。必要のない原発があんなに増えた。どうすればいいのか? 先のジャーナリストの話。とても有効。どんな話でもすぐに信じないで疑う。裏を取る。他の意見も聞く。それだけで違ってくる。山本太郎の出馬が遅かったというだけで「宇都宮さんの刺客だ!許せない」という人もいたが、両者は事前に合意して出馬している。どちらも心ある人たち。

なのに互いの支持者が批判し合う。都庁で緑の女性が大笑いしていることに気づかない。都知事選だけではない。何事も疑え。もちろん、山本太郎も、宇都宮健児も疑う。その上で信じるところがあれば応援。新聞も疑え、特にネットは疑え、テレビはもっと疑え。別のメディアで裏を取り、真実にたどり着こう。それが今の時代を生き残るために大切なことだと思える。



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