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ひねくれ者のつぶやき。「時代は変わる」と感じている。 [my opinion]

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ひねくれ者のつぶやき。「時代は変わる」と感じている。

芸術家は変人が多い。捻くれた者も多い。映画監督も同様だ。それで僕もこの仕事をしているのかもしれない。「右と言われれば左」というタイプ。NHKには絶対就職できない。小学校時代は「協調性がない」と毎回成績表に書かれた。それでも日本独特の教育「誰とでも仲良くしなさい」という教えに従い、大人になった。が、映画業界の先輩たちを見て「監督業はわがままでなければならない」ことを痛感。

ただ、今でも更生はしておらず、わがままで世の中を斜めに見て、何事も疑ってかかる。素直じゃない。会社員になっていたら、暴れて、上司殴り、クビになっていただろう。そんな性格だが、映画を作る上であれこれ考える。特にアメリカ留学をして以来。僕がひねくれ者で文句を言っているのではなく、日本の社会が世界から見てもおかしい、異質であることを感じる。

日本にいると分からない。先の「誰とでも仲良くしなさい」要は「ムラ社会ルール」だ。狭い地域で揉めずに生きていくための術である。そんな日本の古いルールは島国のニッポンでさえ次第に通用しなくなっているが、そのことが日本人を縛り、アジアの貧乏国にしてしまった元凶であること。まだまだ気づいていない人が多い。

誰ともでも仲良くする必要はない。仲良くするには「違う」と思ってもNOと言えない。迎合し、多数派に従うことになる。自民はダメと思っても、ご近所の手前そうは言えないとか、宗教グループに入れば教祖様の批判は御法度とか。仲良くするには「見て見ぬ振り」「意見を言わない」「皆と同じに振る舞う」「新しいこと目立つことをしない」が要求される。その教えこそが「ムラ社会ルール」であり。憲法で設定しなくても、日本人は古来からのその風習を受け継ぎ、次の世代に伝えているのだ。

あちこちで綻んで来てはいるが、まだまだ根強く残っている。そして何より、そんなルールに縛られていることに気づいていない人。それこそが常識だと思っている日本人も多い。そんな時代遅れのルールに気づき、「おかしい!」「違う!」と指摘するのが芸術家の仕事なのかもしれない。その意味で捻くれ者の1人として、日頃から「あれ?」「変だな」と思うことを記事にすること。僕の役目かもしれない。

一昔前なら「アホちゃうか?」「何言ってんだ」「非常識な奴」「お前は共産党か?」と言われたことも、最近はFacebookで多くの人から共感のコメントを頂いている。時代が変化している証し。ということで、「友達」の皆さんからも「マジかよ?」と言われること。さらに書いていきたい。


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