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「緑のたぬきは嫌い」と趣味嗜好で判断する人たち=それだけでいいの? [緑のタヌキ]

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「緑のたぬきは嫌い」と趣味嗜好で判断する人たち=それだけでいいの?

「小池百合子は嫌い!」という声をよく聞く。僕は彼女の支持者ではないし、評価もしていない。好き嫌いは自由だが、引っかかるものがある。なぜ、東京都知事を「好き」「嫌い」で判断するのか? AKBが好き、嫌いは分かるが、知事を趣味嗜好で表現することにどういう意味があるのか? 都知事の場合は好きから、嫌いか?より、知事として有能か? 今ならコロナ対策ができているか? を評価することが先だと思える。

「カイロの大学卒業って嘘なんだって」「えーマジ。やっぱ嘘つき。小池、嫌い」ということではなく「カイロの大学を卒業というのは虚偽なら経歴詐称。都知事として許されない」という評価が大事。以前、仕事をした後輩に、問題あるスタッフのある話をしていたら「監督。本当にあの人が嫌いなんですね!」と言われた。好き嫌いではない。スタッフとしての問題を指摘しているのだ。遅刻する。仕事がルーズ。いい加減。そのために撮影が遅れる。時間がかかる。現場の空気が悪くなる。問題点を挙げているのに「嫌いなんですね」という理解しかしない。

あるいは自身が働く会社の社長を「好き嫌い」で判断するか? 「十分な給料を出しているか?」「職場環境を改善してくれるか?」「セクハラ対策を講じているか?」等で社長の評価をするだろう。知事も同じ。私たちの生活を左右する存在。都民のために尽くしているか?が重要。なのに「好き嫌い」で判断するのは「私たちの生活を左右する存在」という意識が低く、タレント同様にテレビに出ている有名人という認識だからではないか?

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小池の問題点。一つあげればオリンピックが中止になるまで、感染者のことに全く触れなかったのに、中止決定の途端に「ロックダウンだ。アラートだ」と張り切りだした。それは危機管理能力に欠ける首長であり、オリンピックのために隠蔽をも厭わないトップということ。信頼できないし、監視しないとまた隠し事をして都民を危機に陥れる。都知事として失格。ふさわしくないという評価をするべき。

しかし、ある種の人たちは「小池、嫌い」「アヘ嫌い」「トランプ嫌い」という表現をする。政治家とタレントを同レベルで見ているのか?その手の人は意外に多い。だからこそ、政治家たちは中身より「やってる感」を出すことで「頑張ってる」=>「好き」と思ってもらえるようなパフォーマンスをするのだろう。また、小池が「頑張ってる」と思える人が意外にいるのは、総理があまりにもダメだから、比較するとよくやってるように見えてしまうということもある。

そして「ロックダウン」「東京アラート」とか外来語を使った分かりにくい言葉を連発することで「へーーかっこいいー」と思う(騙される?)人も多いだろう。ま、首都東京とは言え、過去には石原慎太郎、青島幸男、猪瀬と、名前の売れた作家たちが当選。能力ではなく好感度で選んでいるということかもしれない。横山ノック。橋下とタレントを選ぶ街もある。考えてしまう。




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