「我々から見れば誤解」発言。加藤厚労大臣って、何で嫌々答弁するの?=推理してみた。 [A政権について]
「我々から見れば誤解」発言。加藤厚労大臣って、何で嫌々答弁するの?=推理してみた。
本日の「国会中継」を見ていたら、加藤厚労大臣が枝野に突っ込まれていた。例の「我々から見れば誤解」発言についてだ。「4日間は自宅で待機」という指針で多くの人がPCR検査が受けられず、そのために死亡した人もいる。なのに加藤大臣は「それは目安」といい。そのことが徹底されていなかったと言われると「私は何度も指示をした」と面倒臭そうに発言する。
大臣というのは省庁のトップ。「指示した。誤解された」で済むと思っているのか? サークル活動で「私はちゃんと連絡しました!」「俺は聞いてません!」と揉めるのと大差ない。大臣がそんなノリでいいの? この人のメンタリティはどうなっている?と彼の経歴を調べてみた。
加藤(室崎)勝信 1955年11月22日 (年齢 64歳) 東京都出身。東京大学経済学部を卒業後、1979年に大蔵省入省。倉吉税務署署長、主計局主査、主計局主査等、本省勤務の他、農林水産大臣秘書官を務める。農水大臣だった加藤六月の娘に婿入りし加藤に改姓。1995年、大蔵省大臣官房企画官を最後に退官。退官後は六月の秘書を務める。
1998年、第18回参議院議員通常選挙に岡山県選挙区から無所属で出馬したが、得票数4位で落選。2000年の衆議院議員総選挙で再び落選。2003年の第43回衆議院議員総選挙で、初当選。2017年、第3次安倍内閣において厚生労働大臣に就任。
政治家の娘と結婚。マスオさんになり官僚から政治家に転身した。そもそもがエリート官僚。その頃の体質が今も抜けないのだ。役所では「すでに指示した」と言えば責任は問われないのだろう。それを遂行しない者の責任。だが、大臣はそうは行かない。遂行させるのも職務。結果責任だ。菅直人厚生大臣時代に「ない」と言われた薬害エイズ事件の資料を、官僚たちを追い詰め提出させている。
「ない」と言えば済む。「指示した」と言えば責任は問われない。そんな官僚気分で今も大臣を務めていることが分かる。政治家とは何か?分かってないのかもしれない。
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