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口を出すだけの連中が、行動する人たちを潰してしまう=これもまた人の性なのか? 原発、子ども食堂、映画。 [心理を分析]

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口を出すだけの連中が、行動する人たちを潰してしまう=これもまた人の性なのか? 原発、子ども食堂、映画。

素敵な映画を作るためには、監督や脚本家の実力や感性、演出力だけでなく、素晴らしいキャスト、スタッフの力が必要。が、映画監督業を始めてから痛感したのは、金を抜いてやれ、利益に食らいついてやれ!と言う寄生虫たちをどうブロックするか?と言うことも重要だと言うこと。映画は低予算でも数千万円の製作費が動くからだ。

だが、悪意ある者、得をしようとする人は分かる。これまでもその種の人たちを何度もブロックした。が、さらなる問題も見えて来た。悪意はない。金目的でもない。純粋に応援したいと思っているのだが、①状況把握能力のない人。②映画製作を知らず、一般の価値観で参加する人。③何もしないで、あれこれ口ばかり出す人。

長くなるので今回は「子供食堂」事件でも注目された③の人たちについて書く。「朝日のあたる家」の時も、その種の人があれこれ言って来た。「内部被曝問題も描くべきだ」「セシウムだけでなくプルトニュウムについても詳しく説明してほしい」「チェルノブイリについても描くべきだ」とか、いろんなことを言われた。

あの時のテーマは「家族目線で原発事故の怖さ」を描くこと。福島の体験を再現することだった。あれこれ取り込んでしまうと、印象が散漫になる。が、映画作りも知らず、テーマさえ分っていないのに、あれこれ言って来る人たちがいた。もし、それら別の側面を描く映画が必要なら、自分たちで寄付を集め、監督を雇い。映画を作ればいい。なぜ、僕に言って来るのか?要は人のふんどしで相撲を取ろうということだろう。

だが、その声を無視すると「だったら勝手にしろ」「一切応援しないからな」と離れて行き。「あれじゃダメだな」「応援してやろうと思ったけどやめた」「どうせ失敗するよ」とあちこちで言い触れ回る。それに乗せられて、同じような批判を始める輩もいる。でも、彼らは原発推進派ではなく、基本的には悪意がないが、金目当ての連中より、ある意味でタチが悪い。

「親切で言っているのに!」と、自分たちに正義があると思っている。あの時は、推進派を恐れて去って行く人。また、友人や先輩からも「原発映画なんて絶対にやめた方がいい。2度と商業映画が撮れないぞ」と忠告された。そこに善意のつもりであれこれ口を出して来る人たち。本当に面倒臭い。「子供食堂」にあれこれ言う人たちも同じ構図だ。

僕はしぶといので映画を完成させたが、原発事故を描こうと思っても、そんなことで諦めた若手監督もいる。なぜ、同じ目的を持つものが、仲間とも言える人たちを潰してしまうのか? それもまた人の性(さが)なのだろうか? だが、よく見ていると、あれこれ言う人は口だけで行動しない。認知欲求を満たしたいだけなのだ。山本太郎さんを批判する人と同様。何もしないで行動する者を批判するだけ。これも同じ。

だから近年はその種の人をどうブロックするか? が映画作り以前のテーマだと思えている。




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