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「状況把握力」とはどんな能力か?=日本人に欠けるその力がやがて重要になる? [my opinion]

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「状況把握力」とはどんな能力か?=日本人に欠けるその力がやがて重要になる?

これは心理学にある正式な用語ではなく、僕が勝手によく使う言葉なのだが、日本人にはこの能力が低い人が多いという話と、その背景を以前に紹介した。

状況把握力とは文字通り、状況を把握する力だ。ただ、日本で一般的な生活をしていると、あまり必要ない能力でもある。状況を把握しなくても、会社で仕事するのに困らない。与えられたことをしっかりすればいい。雨でも風でも、ビルの中で仕事をするのなら大丈夫。だが、映画の世界ではとても重要。監督は特にその力を要求される。

撮影のときは様々なことを考える。まず、状況把握だ。明日の撮影。天候不順で撮れないでいる場面がいくつかある。それも俳優のAさんが出番。

「この俳優は思った以上にこだわる人だ。集中する時間を取ればいい芝居をする。でも、時間をかけないと難しい。ただ、スケジュールは押している。撮影3週目。強行軍でスタッフはかなり疲れ、テンションが低い。明日はスケジュールとは違うが、Bさんの場面を先に撮り、その間にAさんに集中してもらい。そのあとで一気に撮ってしまおう」

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天気、俳優の性格、スタッフの体調。あれこれ監督は考えて判断する。一番効果が上がる選択して撮影せねばならない。スケジュール通りに、それも効率だけ考えていたらダメ。そんな中で最大限に俳優の力を引き出して、作品のクオリティも上げねばならない。とすると、何を優先し、何を後回しにするか? 何を諦めて、何に時間を使うか?それを決めるためには、まず状況を把握する必要がある。

野球選手も同じ。ピッチャーはただただ速い球を投げるだけでなく、状況を把握する。ツーアウト、満塁。次の打者は***。その性格や能力を考え、どんな球を投げるか?考える。三振を狙うか?打たせておいて球を取るか? それによって投げる球が変わる。同じことはいろんな業界である。が、日本では多くの仕事でその能力が必要とされない。

これまでは問題はなかった。が、令和時代。大きな変革が進む中で、変わり行く時代の状況を把握できないと困ったことになるだろう。例えば子供達。彼らが社会に出る頃にはAIが普及し、今ある職業の多くがなくなっているだろう。にも関わらず、そんな職種を目指して勉強していたら何にもならない。親が状況を把握できないことで、子供達が無意味な勉強を続け、社会に出てもそれが生きないということが出てくる。状況把握能力。大事になってくるはずだ。


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