SSブログ

人は誰でも、ありもしないことを思い込み。信じてしまうことがある?=精神病、恋愛、あれこれ考えた。 [心理を分析]

IMG_2281.JPG

人は誰でも、ありもしないことを思い込み。信じてしまうことがある?=精神病、恋愛、あれこれ考えた。

ここ何回か「思い込み」が強い人の話を紹介した。書いてもいないことを批判してくる。会ったこともない人なら即、無視するが、1、2度会った人、映画のお手伝いをした人だと、悲しい。いい人だったのに、なぜ、そんな的外れな批判をしてくるのか? 詐欺師に騙された、フェイクニュースを信じた、はまだ分かるが、他の人が誰も思わないことを思い込み、真剣に怒りをぶつけてくる。

「そんな言動は許せない」「そんな人とは思わなかった」「映画監督失格だ」などと言いだす。何か誤解される経緯があればとにかく、怒り心頭。そんな時は説明を聞きたいので、連絡するがたいていは返事がない。「そんな奴と話したくない!」と思われたのか? それで終わってしまう。

誰でもその種の人が1人くらい身の回りにいるだろう。根拠もないのに言い張る「絶対に違う!賭けてもいい」とか言う。いつもは温和なのに、何かのことになるとムキになり言い張る。そんな「思い込みの心理」とはどう言うことなのか?あれこれ考えた。

先に挙げた人たちは病気ではないが、精神病のことを考えてみたい。精神障害はウイルスに感染するとかではない。いろいろある例えば統合失調症患者は「電話を盗聴されている!」と不安になる症状がある。が、調べても事実ではないが、「そんなはずはない!」と認めない。

そう思い込む原因は電話中のノイズ。バリバリ言う。盗聴じゃないか? でも、俺なんか盗聴して誰が喜ぶ。女子大生やOL。あるいは国家機密を握るVIPなら分かるが、そんなバカな。単なるノイズだな。と普通は判断する。が、患者はそこから「盗聴に違いない」「と言うことは、俺は特別な存在なのでは?」「もしかしたら、さる国王の息子で、密かに日本で育てられた」とか想像してしまう。常識でそれを否定せず、ノイズだけでそう考える。

統合失調症は情報処理能力の欠如と言われ、知能が低下する訳ではないが、情報処理が苦手になる。間違った結論を導き出す。そんな状態を「病気」「障害」と診断するのだ。だとしたら、その基準には達しないが、思い込みが強い人もいるだろう。それがいい方に伸びれば想像力豊かな芸術家になって、様々な物語を生み出す作家になる。間違った方に伸びれば社会生活が難しくなる。

実際、芸術関係の人には思い込みが激しく、困った人も多い。僕もその1人かもしれないが、映画監督でも、意味なく、ある部分へのこだわりを見せたりする。スタッフは大変。でも、そこから名作が生まれることもある。恋愛もそうだろう。相手を好きになった理由を把握しなくても、身を呈して愛する人に尽くそうとする。病気でなくても、同じ構図だ。やはり、人にはそんな「思い込みの心理」があるはずだ。また、考えてみる。


60764999_2681749791899308_369149531398340608_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。