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原発反対のオヤジが反原発の若者を叩き。過疎化地域の大人が若者を追い出している=そこに潜む心理を分析? [2020]

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原発反対のオヤジが反原発の若者を叩き。過疎化地域の大人が若者を追い出している=そこに潜む心理を分析?

最近、感じること。先に書いた反原発の男性。チェルノブイリから反対活動をしてきた。だから、311から反対を言い出した若者が許せない。「不勉強な上に目立ちたいだけ!」と否定。だが、その彼の深層心理には原発を止められなかった自分たちの敗北感。政府に対する怒り。それを若者にぶつけている側面がある。

さらに、原発を反対することが自分たちの自己確認になりプライドになっており、そこに不勉強な若者が入り込んでくることに対する嫌悪感もあるだろう。もし、そうでなければ先輩として、指導し、育てて行くのが本当だ。

故郷を出て行った若者に憤る、地元のオヤジも同じ。自分たちも都会に憧れていた。でも、夢を諦めて地元に残る。それを諦めたと思うと悔しい。だから「俺は故郷愛があるから地元に残った」と言うプライドに無意識に変える。なのに若者は都会を目指す。地元愛がないからだ!と怒る。そんなタイプもいる。

その背景にも、自分が夢を果たせなかった悔しさと、それを実践する若者への嫉妬が絡む。でも、それは心の底に沈めて「故郷愛」がない!という大義名分で批判する。故郷のためではなく、個人的な恨み。

実は私怨、嫉妬、羨望が背景にあり、それを若い人にぶつける年配の人たちもいる。それらがいろんな意味でマイナスになっている。原発に関しては、せっかく反対運動に興味を持った若者が離れて行く。都会で勉強し、戻ってきた若者をバカにして、また故郷から追い出してしまう。どちらも、それぞれの年配者が望む逆の努力をしている。

原発を止めること。そのためには若い人たちの力が必要、なのに「不勉強」と批判。故郷には若く優秀な人が戻ってくることで町が発展。なのに若者を追い出してしまう。これらは多くの大人たちが他でもやっていることではないか? 

家庭でも、会社でも、政党が合併できないのも、つまらぬプライドにこだわっているから。大事なのはそこではなく、二大政党制になり、政権交代を迫ること。大切なのは国民。それを見失ってしまうのは先と同じ背景なのだろう。



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