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役所でムカついたことありますか?=俯瞰して問題を見つめると分かること。 [my opinion]

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役所でムカついたことありますか?=俯瞰して問題を見つめると分かること。

役所に行き、嫌な思いをしたことがある人。いるだろう。映画「生きる」の世界ではないが、事なかれ主義で、職員の対応にムカつくことがある。「税金で食ってんだろ!しっかり仕事しろ」と思えることもある。大抵はその職員に怒りが向かうが、俯瞰で見れば、なぜ、その人がそうなったかが見えてくる。

役所は倒産することがない。でも、頑張って仕事をしても給料は増えない。仕事をどんどんこなしても別の仕事を与えられる。

「それならなるべく労力を使わないように、時間をかけて仕事しようと思っちゃうんだよ」

役所で働く友人はそういう。また、市民のためになると分かっても、それを言いだすと、各部署から「仕事を増やすな!」とバッシングされると嘆く。他にも理由はあるだろうが、そんな背景が役所を今の姿にしてしまったのだろう。友人はいう。

「それでも市民のために働いている姿をアピールする必要はあるので、何の意味もないことをやって、いかにも頑張っています!と誇示するイベントをやったりもする。もっと本当に市民に役立つことできるはずなのに...」

そんな役所。こんな批判も聞く。「1日でできる仕事を1週間かける」「言い訳ばかりで、何もやろうとしない」しかし、それは個人の問題ではなく、様々なルールや習慣。公務員という縛り。いろんな制約があり、職員のやる気を削ぐ背景もある。そんな体質と制約を改善すれば自然、職員たちも変わってくる。

だが、役所内ではこう考えてしまう。「俺たちだって頑張っているんだ。確かにいい加減な職員もいる。それは一部であり、そいつらを見て役所批判をされても堪らない!」という。その通りだが、一部の問題ある人たちの印象が強いので、その事実が伝わりづらい。そのために「よくやっている」「頑張っている」と外部の人は思わないし、賞賛もしない。

問題は当事者が俯瞰して自分たちを見られないこと。同じことはいろんな会社や組織。町や団体でも存在する。第三者の俯瞰した視点が大事。そこに日本の問題点も見えてくる。続きはまた。

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