人はなぜ「思い込み」に左右されるのか?=誘導されやすい人たち。もちろん、あなたも! [心理を分析]
人はなぜ「思い込み」に左右されるのか?=誘導されやすい人たち。もちろん、あなたも!
先に、映画の世界を知らなくて、批判してくる人の話を書いた。そして「思い込みが強くて」事実ではないことを批判してくる兄ちゃんのことも書いた。読んだ人は思う。
「困った人たちだなあ。ちゃんと理解してから批判しなきゃ」
では、これはどうだろう?山本太郎さんを批判する人の多くは、彼の演説を聞いたことがない。それ以前に太郎さんが何をしたいか?を知らない。元俳優。気発な行動。それらを聞きかじっただけで「目立ちたがり!」と批判する。
どこかの御用評論家が「れいわの政策はすべてデタラメ」と言うと「山本太郎はいい加減な奴」と鵜呑みにした意見を持つ。デマ。フェイクニュース。あるいは情報の一部分だけを拡大。それらを検証することなしに受け入れてしまう。実は先の人たちだけでなく、多くの人が陥っていることだ。
「俺は違うよ!」
と言う人もいるだろう。そんな人でも「トランプはとんでもない!」と思っていることが多い。これも以前に記事にしたが、トランプの真実を伝える日本のマスコミはない。日本どころかアメリカでも存在しない。CNNだけでなく、三大ネットワーク(ABC CBS NBC)そしてニューヨークタイムズも、ワシントンポストもすべて反トランプであり、彼を引きずり下ろすためにフェイクニュースを流し続けている。その勢力からの情報だけ受け入れていると「トランプはトンデモない」になるのは当然なのだ。
「でも、それは仕方ないだろう? 先の思い込みの強さとは関係ないよ」
と言うかもしれないが、同じだ。「テレビが言うことは真実である」と言う思い込みがあるから信じてしまう。今が1980年代ならいい。しかし、311以降。テレビが真実を伝えるメディアでないことはバレている。未だにテレビを信頼すると言うのは、「テレビ=嘘をつかない」と言う思い込みなのだ。そう考えると、以前に紹介した「映画界を知らずに火傷する人」は「映画の世界は一般とは違う」と気づきそうなのに、一般の価値観で近づく。映画界は華やか、映画監督は女優と飲み歩くと言う妄想を信じてしまう人たちと同様。
親切だった兄ちゃんが僕のツイッターを勘違いして批判して来たのも同じ。多くの人が思い込みに囚われている。政権支持率が本当に正しければ40%の支持者は皆、フェイクニュースを盲目に信じ込んでいるだけであり、思い込みが強い人たちとなる。
人はなぜ「思いこむ」のか? まあ、恋愛は究極の思い込みと言われるが、その通りだろ。「この子を守るのが俺の使命だ!」みたいに感じて結婚して、あとで「あれ〜」と思ったと言う話はよく聞く。人はなぜ、思い込むのか?どう言うメカニズムなのか? 興味がある。
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