なぜ、マスコミはゴーンを攻撃するのか?=背景を推理してみた。誰が得をするのか?損をするのか?意外な登場人物? [事件]
なぜ、マスコミはゴーンを攻撃するのか?=背景を推理してみた。誰が得をするのか?損をするのか?意外な登場人物?
昨夜のゴーン報道。あまりにも偏り、感情的で、強い違和感を持った。日頃、テレビ報道は官邸から「偏向報道はしないように」と言われて(実質は官邸批判をしないでねという意味だが)双方の意見を紹介する方式を取る。賛成派と反対派。なのに昨日のゴーン報道での市民インタビューは全員が「批判」(NHKのニュースウオッチ9)というおかしなもの。とにかくゴーン憎しというような報道だった。
こんな時に有効な考え方がある。「ミステリー小説的犯人探し」である。殺人事件が起こる。被害者に恨みを持っているのは誰か? 被害者が死んで得するのは誰か?と探偵は考える。同じ方法論だ。
ゴーンを悪者にして得するのは誰か? 日産だ。もともとゴーンを追放したくて始めたクーデター。彼を有罪にして日産を取り戻したい。だが、ここでおかしいのはゴーンを追放してから、業績が右肩下がり。トヨタは業績アップ。ホンダは横ばい。日産だけが下がった。これはゴーンに変わる有能なトップがいないということだ。
キナ臭い見方をするなら、業績はいいがゴーンの方針に反対する人たちが彼を追い落とし、実権を奪いたいと考えた。奪って業績を上げるならいいが、落ちた。これは権力を持ちたいだけの人たちがゴーン追放を計画したと考えられる。ここまでならお家騒動で済むが、そこに司法が絡む。特捜の捜査が入る。ロッキード事件からそうだが、アメリカに逆らう人を逮捕することが多い。
実祭、この部署は戦後GHQに作られたもので、当初は財閥が隠した資産を探すのが仕事だった。その後はアメリカ様に逆らうものを潰す係。田中角栄、小沢一郎。もターゲットにされた。と言われている。それでいうとゴーンもターゲットにされた? それと連携して社内で引き下ろし作戦? では、アメリカはなぜゴーンを貶めたいのか?
これは固い情報ではないが、ゴーンの里ルノーが中国の企業と提携した。そのことで日産の機密情報が中国に流れる。それが兵器に転用されると困るというのがアメリカの不安条項。だから、ゴーンを潰したい。日産の重役たちと利害が一致した。ということだと、ある情報通はいう。
今回、その件は表に出ないとしても、ゴーンが日本の司法を否定して国外逃亡したことを多くの日本人が支持したとする。「日本の裁判はいい加減だ。信用できない!」そんな声が高くなるとする。次に上がる声はこれだ「そういえば詩織さん事件でも容疑者の記者の男は無罪だったなあ」「籠池夫婦も無意味に長期間拘置されたよな!」「原発差し止め判決出した裁判官は皆、左遷だよな」「日本の司法はおかしい。ゴーンの言う通りだ」ーこれはマズイと言うのはあるだろう。
だから、アメリカ、司法、日産、官邸はゴーンが悪者でいてくれないとマズイ!と言うことになるだろう。「ゴーン。いいね。日本の司法なんてダメだからなあ」なんて市民の声を報道番組で流せない。それこそ「非国民め!」と言うことだろう。それらの意向にマスコミが従った。その辺が背景ではないか? まあ、単なる推理だけどね!
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