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日航123便撃墜の指示を出したのが故・中曽根総理?=沖縄戦と同じ構図 [123便事件]


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日航123便撃墜の指示を出したのが故・中曽根総理?=沖縄戦と同じ構図

中曽根康弘・元総理が亡くなった。一番に思い出すのは「あのことは墓場まで持って行く」という彼の言葉。あのこととは日航123便墜落事件の真相だと聞く。僕のブログでも今年、何回にも渡ってその真相を解明する書籍を紹介したが、その多くが中曽根元総理が演習の事故を隠滅するのため自衛隊に日航撃墜を命じたというものだ。

詳しくは記事を読んで頂きたいが、簡単にいうと自衛隊が演習に使っていた追尾型ミサイルが日航機に命中。尾翼が破壊された。自衛隊の予算を上げようとしていた矢先。これは問題になるということで、中曽根は自衛隊側からの要請を受けて、日航機撃墜。乗客皆殺しを命じたいというもの。

記事=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/archive/c2306189526-1

そんなバカな!いくら何でも総理大臣が国民の殺害を命じるなんて!と思う人もいるだろう。しかし、戦時中を振り返ってみよう。まさに「ドキュメンタリー沖縄戦」で描いた部分だが、政府は本土決戦の準備の時間稼ぎのために、沖縄を捨て石として利用。14歳から70歳までの民間人。男性、女性を問わず、戦争に参加させ、犠牲となった。

司令官の牛島中将は米軍に勝てないと知り、責任を取り自決するのだが、その前に「戦闘をやめずに戦いを続けろ」と軍に指示している。要は沖縄でどれだけ犠牲が出ようと、そのことで本土決戦の準備ができればいい。軍の都合で沖縄の人々を犠牲にしたということなのだ。

それが沖縄戦。中曽根は自衛隊のために123便を撃墜。乗客を皆殺しにしたとしても、それは同じ構図。ありえないことではない。いや、むしろ政府のトップはいつの時代も、国民を平気で犠牲にするものと言える。

その真相を中曽根は「墓まで持って行く」と言い、それをしてしまった。しかし、本人がいなくなれば誰かが告白するだろう。それを期待したい。ただ、沖縄戦の実態。74年も経つが本当に一部でしか伝えられていない。

捨て石とされた沖縄は今、基地を押し付けられている。これは沖縄だけの問題ではない、国民を使い捨てにしがちな国がそこにあるということ。だから「ドキュメンタリー沖縄戦」でまず沖縄戦の真実を伝えたい。どのようにして人々は戦争に駆り出され、思想コントロールされ、犠牲となったか? それを解明した作品でもある。

「朝日のあたる家」の太田隆文監督作品
予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY

12月9日(月)〜10日(火) 沖縄、那覇市、
パレットくもじ(県庁前)市民劇場
9日 ①午後3時〜 ②6時30分〜
10日 午前9時40分〜 入場無料


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