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「マインドハンター」は犯罪者を分析する物語。見ていると自身を分析してしまう!? [映画感想]

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「マインドハンター」は犯罪者を分析する物語。見ていると自身を分析してしまう!?

僕は小学校低学年の頃。1人で本を読むのが好きな子供だった。今でいう「引きこもり」になるのでは?と親が心配したそうだ。それが高学年になると市内を自転車で走り回る活発な子供になった。そんなことを思い出した。

高校を卒業し、映画の学校に行ってからは「宴会の帝王」と呼ばれた。宴会になると必ず呼ばれる。盛り上げ役、仕切り、笑いを取る。
幹事のようなものだったが、「お前が来ると盛り上がるから!」とよく呼ばれた。まあ、関西芸人のように思われていたのだろう。その種のタイプはみんなと騒ぐの好きということが多い。おしゃべりで、世話焼きで、人を笑わせる。

今でもそんなキャラだと思われることが多いが、反面。1人で何かをするのも好き。映画に行くのはいつも1人。複数では行かない。あれこれ本を読んだり、今年は自宅入院生活もあったので、かなり読んだ。1人で街を歩いたり、知らない街に行ったりするのも好き。ビデオを見る。音楽を聴く。だから、3ヶ月部屋にこもってシナリオを書くとか、編集をする。誰にも会わないというのも平気。

それぞれが映画製作の中で必要とされる部分。撮影現場は宴会だ。シナリオと編集作業は誰にも会わず、部屋に籠る仕事。そんな時は電話も切ったまま。食事に出ても店の人と喋らない。言葉を発すると外向きモードになってしまうからだ。その2つのモードがあるから、両方の仕事ができるのだろう。

ただ、切り替えは難しい。その日、電話に出てしまうと、シナリオも編集もできなくなる。宴会で仕切り係をすれば、その日はもう編集もシナリオもできない。逆にシナリオを昼書いて、夜に宴会も無理。多くの人がいても誰とも話ができなくなる。冗談やジョークも飛ばせない。暗い奴がいるな?と思われるだけ。そんな時は参加しない。

それらは実力とか才能ではない。性格とか資質とかいうもの。後者は文学、芸術関係に多い性格だが、凶悪犯罪ー「マインドハンター」に出てくるようなー犯人も近い性格の者が多い。病気で言えば双極性障害にも似ている。昔の呼び名、躁鬱病という方が分かりやすい。テンションが高く活発になったり、鬱で落ち込んでしまったり。ただ、僕の場合は落ち込む訳ではない。また、双極性障害は躁と鬱の二面があるだけではなく、妄想や虚言が伴うので別物ではある。

二重人格というのもあるが、先に挙げたように子供の頃の経験で、それぞれの資質が定着したのかもしれない。そのせいで監督業とシナリオの両方ができている。「マインドハンター」は犯罪者を分析する物語だが、毎日見ていると、自身を分析してしまう!



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