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我が子を愛しているのに、ロボット工場に送りこむ愚かな親たち③ 一流神話にしがみつく母親たち?  [日本の教育]

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我が子を愛しているのに、ロボット工場に送りこむ愚かな親たち③
一流神話にしがみつく母親たち?  

(2014年の記事から)

別の親に訊いた。僕と同世代の母親だ。

「何だかかんだいっても、やっぱり大手企業に入るのが一番。この時代。二流三流の会社はいつ倒産するか分からない。だからこそ、一流大学に入り、一流企業に就職することが大事なんですよ」

気持ち悪いものがこみ上げて来た。バブル以降。一流企業だって倒産している。リストラも行われている。世界のSONYといわれたあの会社ですら、赤字経営で苦しんでいる。なのに、その母親は一流神話にしがみついている。

いずれの親も大きな勘違いをしている。ここしばらく書いて来たことだが、ソフトバンクの孫社長も指摘するように、日本の教育というのは、

「暗記7割、考える勉強は3割」

なぜ、暗記が多いかというと、高度経済成長の中で、余計なことを考えず、上からの命令に逆らわず、確実に仕事をこなす、歯車のようなサラリーマンを育てるための教育だからだ。

昔はそれでよかった。でも、その種の教育を受けた者は「考えること」が苦手。ロボット人間と同じ。彼らは指導者が優秀であって初めて意味ある仕事ができる。

それが時代が変わり、日本企業の指導者たちは今の時代を乗り切れずに苦しんでいる。そんな会社が危機に見舞われると、一番に切られ、捨てられるのはロボット人間たちだ。

だからこそ、ロボット人間の教育を受ける前に、この厳しい時代を生き残るための術を学ばせることこそが、親がすべきことではないか?

(つづく)


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