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山本太郎さんと最初に出会った日ー2013年、映画「朝日のあたる家」への道。 [れいわ新選組応援]

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山本太郎さんと最初に出会った日ー2013年、映画「朝日のあたる家」への道。

2013年春。

近所の図書館に通い、新聞や雑誌を読んでいた。そこにはテレビでは報道されなかった原発事故の事実が綴られている。「日本、大変なことになってるじゃん!」テレビでは福島県民が避難する様子は一切報道されていない。でも、誰もが知る有名な雑誌には「東京に放射能がやってくる」と書かれている。実際、東京にも多量の放射能が降り注いでいた。どうすればいいのか?

街を歩くとデモ隊を見かけた。

何のデモ?反原発デモだった。過労でダウン。数ヶ月間、寝たきりでテレビしか見てなかったので知らなかったが、世の中は原発事故の恐怖を知った多くの人たちが行動を始めていた。どうすれば情報が得られるのか? そこで読んだのが小出裕章さん。上杉隆さんの本。そしてネット情報で俳優の山本太郎さんがデモの先頭に立ったり、集会で話したりしているのを知る。

次第に事故はテレビで伝えられたよりも酷いものであり、原発を推進してきた側にもかなり問題あることも痛感する。書籍でかなり勉強したので、街角に出る。ネットではデモに参加するのは「プロ市民」「黒く汚い奴ら」と批判する人たちがいた。本当にそうなのか? なぜ、原発に反対するのを批判する? 事実を知りたい。集会やデモを探した。

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渋谷の公園で山本太郎さんのスピーチ

と頭脳警察のパンタさんの演奏という小さな集会があることを知る。太郎さんは俳優としてよく知っている。仕事をしたことはないが、とてもいい俳優で、出演依頼をと考えたこともある。マネージャーさんともお会いした。そして頭脳警察は個人的にファン。ライブにも何度も行っている。

その日、会場近くまで行くと、腹痛が起きた。トイレに入ってからいくと、すでに太郎さんの演説は終わっていた。悔しい。パンタさんが「さよなら世界夫人」を歌う準備をしていた。集まったのは30人くらい。「こんな少ないのか?」と思いつつ、その日、行われるもう一つの集会に向かう。代々木周辺の大きな公園。太郎さんがゲストでスピーチする。先の集会で聞けなかったので楽しみ。俳優である彼が何を考え感じているのか?知りたい。ところが

公園にはすでに何万人もの人が集合。

入場制限。入ることができない。「せめて外でスピーチを聞くか?」と入り口付近でたむろしていると、向こうから1人の青年が歩いてきた。目を引く好青年。目がとても澄んでいる。僕の真横を通り、公園に入って行く。「あ、山本太郎」と気づいた。テレビや映画では何度も見ていたが、本物は始めて。気のいい兄ちゃんタイプと思ったが、物凄く純粋な感じ。数分後に公園から声が聞こえてきた。

「みなさん。こんにちは!山本太郎です」

やはり、あの澄んだ目の青年が彼だったのだ。それが太郎さんと出会った最初。この時はまだ原発事故の悲劇を描く映画を作ろうとは考えていなかったし、数ヶ月後に太郎さんに出演してもらい「朝日のあたる家」を作ることになるなんて、この時は想像さえしなかった....。(続く)

「朝日のあたる家」予告編=>https://youtu.be/rP2ztda0kpg


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