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「考える力」のない人たちが日本を崩壊させる?=デマと緑のタヌキ事件を思い出してみる。 [緑のタヌキ]

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「考える力」のない人たちが日本を崩壊させる?

Twitterで嘘だろ?という情報が流れたとき。誰の情報か?を確認せずに「すげー」と拡散する人がよくいる。それなりの人の情報ならいいが、どこの誰とも分からないハンドルネームの人のツイートをバンバンとリツイートする。似たような人は多くいるので、「すげ」と次々にリツイート。デマが拡散される。

それを意識的にやったが先の衆議院選での「排除リスト」だ。小池百合子(みどりの党)が「排除します」と発言した後に「そのリストが存在する」とリークされたものだ。が、あれは偽物。でも、それを多くが信じた。そのことで小池のイメージがダウン、その機を逃さず排除された枝野が立ち上げた立憲民主党が人気となり野党第一党に躍り出た。

しかし、聞くところによると枝野は排除されてなかったらしい。にも関わらず排除発言とリストで揉めているのを利用して新党を立ち上げた。多くの人は「枝野、可愛そう」「枝野、頑張れ」と投票。野党第1党になった。もし、排除ではなく、自分から「合流はしない」と新党を立ち上げたら、あそこまで支持されただろうか?風は緑のタヌキ向きだったのだ。そこに枝野の巧妙な立ち回りがあったのではないか?

そして小池百合子も問題。排除します発言を広げられてしまった上に、実際には存在しない排除リストがリークされる。自民の策略だったと聞くが、それで追い風を失う。そもそもが前原と組んで、当初手を握っていた小沢一郎を排除したことで、自身を守る人を失い自民の罠で自滅したのだ。もし、剛腕・小沢を味方にしていれば、多くの議員を当選させ、小池内閣が成立していただろう。結局、政権を取れる距離まで行きながら、小池はそのチャンスを失った。

それを利用した枝野が躍進。だが、今の立憲を見れば「排除されたけど新党を立ち上げて政権を目指す」というのは形だけだったこと分かる。野党共闘を拒むのは勝ってはいけないから。政権を取ることより、野党第1党に居座れば、政権を批判するだけでいい。昔の社会党のようになり、長く政治家を続けたいという思いが感じられる。「消費税を上げて下げると混乱する」という発言など、まさにそれ。財務省を敵に回したくないということ。

そんな風にデマが政治を動かしてしまうことがある。それに振り回される国民がいる。今にして思えば枝野は最初から政権を取る気はない。彼が共闘を拒否するから政権交代が起きない。枝野も問題だが、デマに振り回される有権者も問題。その背景には、これも「考える力」のない日本人がいることと思える。このままでは日本は崩壊。貧乏大国になる。タヌキでも、キツネでもいいから倒せる奴が倒せばいい。でも、考える力がない人たちは誘導され、操作されてしまう。


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