リハビリを兼ねて録り貯めたテレビ番組を見て、積み上げた本を読む。 [2019]
リハビリを兼ねて録り貯めたテレビ番組を見て、積み上げた本を読む。
最近は本当にテレビを見ることが少ないが、それでも「これは!」と思った番組を見つけたらDVDレコーダーで予約する。が、映画制作中はなかなか見る時間がなく、時間ができても疲れ切っていると集中力がなく見ることができない。今も体力的にはキツイがどうにかテレビを見るくらには回復したので、録り貯めたものを少しずつ見ている。
録画の日を見ると、2年前3年前のものもあり、この数年、いかに余裕がなかったか? 痛感する。NHKは最悪だが、「NHKスペシャル」は時々、いいものがある。「日航123便墜落」の回は完全にプロパガンダで呆れ果てたが、「赤報隊事件」「オウム事件」は興味深く見た。他にもクリームシチュー上田の深夜番組で、昭和の日本を扱ったもの。公害とか政治とか社会的な内容。この番組も面白く。大量に録画していたが、なかなか見れず(すでに番組は終了している)にいた。
これもNHKだが「新映像の世紀」は超力作だった。第二次世界大戦前からの世界を残された映像で綴るのだが、これまで知らなかったことがいくつもある。ヒットラーのナチスドイツを応援していたアメリカ企業。特にフォード1世、ウォールストリート、リンドバーグ。その支援でナチスは台頭していく。要はアメリカが援助して育てた組織なのだ?!(要はイスラム国と同じか?)そして、そのナチスのやり方を学んでいるのが我が国のあの党。だから、緊急事態法が欲しいのね?
一時は集中力がかなり回復したので、読まずに積み上げた本も読み始めていたが、過労で倒れた上に風邪をひいてしまいストップ。「新聞記者」(望月衣塑子・著)も途中まで。書籍はテレビでは報じられないこと。新聞では伝えない情報がある。その辺が分かることで世の中の大きな疑問が解けたことが何度もある。
なぜ、沖縄の住宅街の上をオスプレイが平気で飛び、平気で墜落できるのか? テレビではほとんど説明しないが、いくつかの本を読めば詳しく解説してあった。ただ、沖縄戦については本を読むだけでは理解しづらいことが多かった。実際に現地を訪れ、当時を知る人に話を聞いてようやく理解できることが多い。その意味で僕が監督した「ドキュメンタリー沖縄戦」は専門書を読むより分かりやすい。完成はしているのに公開までまだまだ時間がかかりそうだが...。
8年前にダウンした時も、リハビリを兼ねて同じことをしていた。そんな中で原発問題を知り、勉強した。この時間。やはり大事である。
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