崩れ始めた巨大組織。タブーがタブーでなくなる=時代の終わり。新しい時代の始まり。 [れいわ新選組応援]
崩れ始めた巨大組織。タブーがタブーでなくなる
=公明、学会、吉本、ジャニーズ、NHK批判が始まった。
参議院選で野原ヨシマサ候補が創価学会、公明党の腐敗を訴えた頃から、これまでタブーとされていた巨大組織への批判が一気に噴出した。これは一つの時代の終わりであり、始まりなのだろう。最初は選挙から目を逸らすためのスピンかと思えたが、そうでもなかった。そんなタブーを暴露することで組織が傷つく。スピンではそこまでしない。
最初はジャニーズ事務所の「SMAP出演に圧力」報道。独立したタレントの妨害をするのは昔から言われていることで、(トシちゃんは30年ほどテレビ出演がなかったし)業界人は皆知っている。だが、それは一度もニュースになっていない。それがテレビ、新聞で報じられた。その直前にジャニー喜多川が亡くなっている。そのことで業界内から告発が出たと思える。
次は吉本興業。こちらは所属タレントによる告発。会見を見たが、彼らが正しい。謝罪会見をしようとしたら会社に止められた。さらに会見するなら全員クビと脅された。契約書がないこと。ギャラの安さ。それらも昔から言われていることだが、マスコミが取り上げたことはない。それを所属タレントが訴え、他のタレントたちが支持した。
ジャニーズ、吉本は芸能界でトップの会社。テレビ局と言えども彼らには逆らえない。それを批判する声が上がること自体が驚きだ。さらに投票日前日にはNHKの番組「あさイチ」に久米宏が出演。NHKを批判。「民営化するべき」と訴えた。これは久米宏の勇気ということではない。注意して考えよう。
彼はもともとNHK批判論者。番組に呼べばそれを言い出すのは分かる話。その久米をなぜ番組は呼んだのか? 先の吉本芸人の「会見するなら全員クビ」という話でも分かるが、上の命令を聞かない者は悲惨な末路を辿ることになる。そこで番組関係者が考えたのは久米宏をゲストで呼ぶこと。
彼を呼べばどうなるか?は分かっている。上も「あいつが言ったのなら仕方ない」と考えるかもしれない。そこであえて久米宏を呼び、NHKが大きな問題を抱えていることを批判させるように仕向けたのだ。先にテレビ朝日の逆襲について説明したが、テレビ局も一枚岩ではない。内部の問題をどうにかしようという心ある社員が必ずいる。上層部が石頭でも機会を見て改革しようとする社員たちがいる。
久米宏ゲストはその現れだ。ジャニーズの件も創設者死去という機会を狙い誰か関係者が告発。それをマスコミが取り上げたのだ。吉本の場合はもっと分かりやすい構図。そして野原候補の学会、公明党批判。全て同じ構図だ。アンタッチャブルだった巨大組織が腐敗し、本来とは違う方向に進んでいる。上層部が暴走し、下の者を踏みつけてにしている。
これまでは、そのことを言えなかった。批判できなかったが、それが今、一斉に吹き出したのだ。これは同時多発テロとかではない。巨大組織の終焉が始まったということ。一部の人たちが利益を得るだけの構造では新しい時代を乗り切ることができない。かつて江戸幕府やソビエト連邦が崩壊したように、どんな強大な組織でも国でも、いつか腐敗し機能しなくなり、崩れさる。
そんな代表が自民公明だろう。どちらにも心ある者はいるだろう。しかし、今はトップが暴走。私利私欲のために権力を使い横暴を続けている。本来の役目を果たしていない。多くの国民を踏みつけている(だからの庶民は「れいわ新選組」を支持した)それらは先に挙げた組織全てに共通する。批判が出てきたということは、もうタブーではない。やがて亀裂が広がり崩壊へと進む。それが時代の波。時代は今、大きく変わろうとしている。
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