選挙への興味なくすキャンペーン？ OLたちの政治家話？名前が出たのは誰？

選挙への興味なくすキャンペーン？　OLたちの政治家話？名前が出たのは誰？

ネットでは「れいわ新選組」が盛り上がっているが、世間ではどうなのか？　会社員の友人に聞いてみると、

「飲みに行っても、ランチでも、選挙そのものの話を誰もしないなあ」

と言われた。テレビ報道でも前回の参院選に比べて３０％ほど報道が減っているという。与党の操作がとても上手く行っているということだ。先にも書いたが、選挙に関心を持たず、投票に行かないことで事項が勝利する。そのために「関心を持たないキャンペーン」が密かに行われている。

「そんな話。聞いたことないでー。夢見てのとちゃうの？」

と言われそうだが、が、ちょっと考えれば分かる。なぜ、毎年「愛は地球を救う」と２４時間かけて障害者に車椅子等をプレゼントする番組を放送をしている局が「れいわ新選組」の障害者候補を取り上げないのか？　当事者こそが問題を誰よりも理解し、それを伝えることができる。なのに「愛」はのテレビ局だけでなく、他の局も一切取り上げない。

これは注目されてはマズイと思う人たちがいて、局に圧力をかけているはず。注目されれば、人気が集まる。「れいわ」候補が当選する。困るのは誰か？　与党以外に考えられない。何らかの手を使い、局に報道を自粛するように働きかけているはず。それのみならず、選挙そのものに興味を持たないように、選挙ネタ自体を報道しないよう指示しているはず。

でないと「れいわ新選組」の登場で俄然盛り上がる選挙報道をテレビ曲が３０％も減らすという理由が分からない。大きな力が働いているという証拠だ。それに乗せられた我々は「誰が当選しても同じ！」と思い、選挙に行かず、組織票のある与党を今回も勝たせてしまうのだ。

そんな時、いつも行く近所の食堂で、OL4人組がこんなことを話からこんな言葉が聞こえてきた。「枝野が...」あの枝野か？立憲の？と思って耳を澄ます。

「枝野さんって知ってる？　３１１の時によくテレビに出ていた人。あの頃は自民党だったけど！」
「ああ、知ってる！」
「じゃあ、菅さんは？」
「菅？」
「自民党の幹事長やってる人」
「聞いたことある」
「今、政権って民進党だよね？』
「あと、細田さん！」
「細野じゃない？細野豪志」
「そうそう。おじさんにしてはカッコいいよね？」
「声。いいし！」
「おばさん。ごちそうさま！」

それで終わりか〜！誰に投票すんじゃ〜その前に間違い多いぞ。枝野も菅も自民党じゃない。そもそも、３１１時の政権は自民でなく、民主党！　何より「れいわ」の話題はなしか？　と思うが、３０台の女性。テレビ報道も新聞も見ない人が多いだろう。（見ても「れいわ」は出てないし！）ましてネットで政治情報を得ることはしない感じの方々。これが平均的な日本人なのかもしれないと思える。

いくら僕らが「れいわ祭」で盛り上がっても、Twitterが「れいわ」だらけになっても、それは本当に一部に過ぎない。いかにして山本太郎や「れいわ新選組」を世間に伝えていくか？　それができなければ、いつものように自公がたった２０％ほどの票（全有権者からの割合）で多くの議席を取ってしまう。そして原発推進。戦争にまっしぐら！　何とか伝えていかなければ！