敵は同じ。なのに互いを中傷。なぜ、ライバル候補を批判するのか? [参議院選19]
敵は同じ。なのに互いを中傷。なぜ、ライバル候補を批判するのか?
いつぞやの知事選。細川元総理が出馬、小泉純一郎が応援に回った時。同じ原発反対で立候補した人がいた。推進派は本命と言われる舛添。なのに、多くの反原発支持者が細川を批判するツイートが溢れた。そんな暇があれば舛添を攻撃しろよ!と思うが、小泉憎し、細川信用できない!という声が飛び交った。結果、舛添が勝利。反原発候補2人の票を合わせれば舛添を超えていた。
本当に愚かだと思う。が、それが今また再現されようとしている。今回の最大のテーマは安倍下ろしだ。残念ながら野党共闘はできなかった。その責任は枝野にあるが、ここまで来たら、どの野党でもいいから議席を増やして自民を追い詰めることが肝心。にも関わらず、山本太郎を叩く人たちが多い。嫌いでもいい。それなら自分が応援する候補の魅力をツイートすればいいのに、彼の悪口、批判、否定を流す。
それを読んで「その通り!」と思うのは反山本太郎の人たちだけ。支持者は「何だこいつは?」としか思わない。逆に批判をツイートする人の支持政党、関係者のイメージダウンだ。
「この機に及んで、こんなことをしている人が支持する政党なんてねえ〜」
ということになる。山本太郎だけではない。他の候補を批判するのも同様。枝野は大問題だが、立憲には素敵な候補がたくさんいる。彼ら彼女らは応援したい。国民民主党も小沢一郎の自由党が参加しているので期待だ。共産だって、今では一番マットーな政党。
それらを批判する暇があったら、自分が信頼できる政党を応援するべきであり、魅力を伝えよう。他党を批判する暇などないはずだ。そして何より、それは自民に利用される危険な行為。また、支持政党のない、選挙にも行かない人から見るとこう思われる。
「結局、どの党の支持者もろくな奴がいない。他人を蹴をとすことしか考えてねえなあ」
大切なことは自分の支持する党の魅力を伝えること。批判している暇があれば、魅力を伝えよう!
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