本年公開予定「沖縄戦 ドキュメンタリー」を作った理由 [沖縄問題]
「沖縄戦」のドキュメンタリー映画を作った理由
僕の最新監督作は「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」。「朝日のあたる家」以来の社会派だが、ドラマではなくドキュメンタリーである。
沖縄戦を振り返り、見つめる。そこには現代の沖縄に繋がる問題が隠されていた。基地問題、日米地位協定、全ては沖縄戦から始まったことが分かる。
さらに、日本で唯一、地上戦が行われた沖縄を見つめることは「戦争」とは何か? を実感することができる。多くの劇映画では美化され、カッコよく描かれる戦争。現実はそうでないこと。今こそ知ってほしい。
「祖国を守る!」「愛する人のために戦う!」
と美しい言葉に誤魔化されて「戦争は必要かも?」と考える若い人も増えている。それを戦争に行かない年寄りたちが煽り、美化して、煽動する。
でも、その本質は金儲けだ。国のためと言いながら、国=金持ちと大手企業だ。それを隠して、言葉を言い換えて、日本は今、戦争ができる国に戻っている。
だからこそ、戦争とはどういうものか? 多くの沖縄の住民、軍人だけではなく民間人までが犠牲になった沖縄戦を知ることで、戦争とは何か?を知って欲しい。
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」は2019年の夏、秋、以降で沖縄、東京、京都で完成披露上映会を予定している。
ブログはこちら=>https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp
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