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「知ってはいけない2 アメリカによる支配はなぜつづくのか?」 (矢部宏治著)=衝撃!政府は日本を売り渡していた!! [読書]

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「知ってはいけない2 アメリカによる支配はなぜつづくのか?」
(矢部宏治著)=衝撃!政府は日本を売り渡していた!!

かなり正確に分析し、細かく検証しているので、読むのが大変という側面はあるが、タイトル通り「日本の主権はこうして失われた」を日米安保条約等の公文書を検証。もの凄いことを解き明かしている。いろいろ難しいので、この本が指摘していることを抜き出す。日米条約の実際はこうなのだ。

①アメリカは日本を防衛する義務はない。
②アメリカは日本の国土を自由に軍事利用する権利を持つ
③日本の基地から自由に出撃し、他国を攻撃する権利を持つ
④戦争になったら自衛隊を指揮する権利を持つ
⑤必要であれば日本政府への通告後、核ミサイルを日本国内に配備する権利を持つ

この不公平極まりないものが日本とアメリカの本当の関係なのである。推理とか想像ではない。全て公式文章に記載されたもの。ただ、それらをまともに読んでも分からないよう、様々な工夫(?)トリックがあり、日本国民からは分からないように書かれている。その技巧を具体的に説明したのが本書である。

そして岸信介(あの人のじいちゃん)が改正した日米安保条約は旧条約とは何ら変わっていないこと。そもそも、藤山外務大臣に一任しておきながら、土壇場で岸自身が登場して調印。藤山を追放して、内容が外部にバレないようした。事実上の売国条約だからだ。その意思を継いで売国を完結しようとしているのが、彼の孫なのだと本書は訴える。

つまり、基地問題から何から、アメリカの横暴と居座りで続いているのではなく、その利権にしがみつく日本側がアメリカ側に差し出しているという構図なのだ。アメリカが駐留した他の国々とは違う、あまりにも不公平な関係はそんな日本人たちによって作られたことを明らかしている。



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