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蓮池透さんの講演会。素晴らしかった! 原発で実際に働いていた人の言葉は重い。 [原発問題]

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蓮池透さんの講演会。素晴らしかった! 
原発で実際に働いていた人の言葉は重い。

北朝鮮から拉致被害者が帰国した時。テレビ取材を受ける蓮池薫さんのお兄さん。発言が理路整然。分かりやすく、的を得たものばかり。好感を持った。マスコミ取材に答えるのは難しく、普通はマイクを向けられるだけでドキドキして思うことを言えないことが多い。あるいは意味不明のことを言ってしまう。感情的になり伝わらない。取材でなくても的確な意見をいうのが日本人は苦手。

なのに蓮池お兄さんは凄い!と友人とテレビを見ながら何度も話した。何者だろう? カタギじゃないな?(ヤクザという意味ではありません)マスコミ関係か? 意見をしっかり言える。どこかの記者? 少し違う。では、広告代理店か? 電通とか、博報堂? と推理していたら、311の後、東京電力の社員だったことが分かる。

鮮拉致事件と原発事故という日本史に残る大きな事件の2つに関わっているという凄い存在だ。その後も、お兄さんの発言を見聞きすると、拉致問題についても鋭い、納得できる意見を持ち、ますます好感度アップ。著書「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」というマスコミではどこも声を出してタイトルを読めなかった本を出版。僕も拝読した。

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そんな方なので講演会といっても、よくある差し障りのないことをダラダラ話すだけのものではなく、テレビでは言えない話もしてくれるだろうと期待して出かけた。500席の会場がほぼ満員! 1時間20分ほどの講演は退屈することなく、熱い発言ばかりでなく、笑える話も多く、楽しく、それでいて勉強になるもの。原発で働いていた人でないと言えない、知り得ない経験談はやはり説得力が違う。

福島第1原発の吉田所長とも懇意だったようだ。「彼を主人公にした映画が今、作られているというが、トランプと一緒に相撲を見た人の友達が書いた物語なので、注意して見ないと危険」という話も納得。講演中に話題が脱線することもあるが、それはそれで面白い話であり、役所が企画する有名人を呼ぶだけの講演では聞けない興味深い話をたくさん聞くことができた。

「今世紀中に福1の収束は不可能。断言します!」

東京電力で長年働いていた人の言葉は重い。それが原発事故の現実なのだ。



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