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沈没しそうな船。日本人を海に飛び込ませるにはどうすればいいのか? =アメリカン・ジョーク! [my opinion]

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沈没しそうな船。日本人を海に飛び込ませるにはどうすればいいのか?
=アメリカン・ジョーク!

アメリカ留学時代にこんなジョークを聞いた。記憶が曖昧で細部は違うかもしれないが、言わんとする事は伝わるはずだ。

「豪華客船で事故があり、船が間も無く沈む。(タイタニック号のような状態)船長らは乗客に伝えるが、みな危機感がなく海に飛び込もうとしない。

そこでアメリカ人にはー1番に飛び込むには勇気がいる。あなた方アメリカン人が率先してほしい。というとアメリカ人は海にドボーン!

次にドイツ人には、今、なすべき行動を論理的に考えると海に飛び込むことが一番妥当だ。というとドイツ人がドボーン。

そして日本人にはーみんな海に飛び込んでますよ!だから、あんた方も早く。というとドボーン!」

国民性がよく出ている。いずれの国をも皮肉っているのだが、特に日本人の部分は鋭い。日本人は正しいか、どうか?ではなく、人と同じであることに安心する。逆にいうと違うことをすると批判されるのではないか?と不安でならない。

それは「個」の意識が育っていないからだ。「個性」が大事とアピールする会社の面接に行くのに、みな紺のスーツ。そこにTシャツ、半パンで行って採用されたという話は聞かない。結局、企業も皆と同じ人材を選ぶのだ。

1970年代、ヘブンのTシャツが流行れば皆、ヘブン。コンバースが流行れば猫も杓子もコンバース。ヒッピームーブメントでは若者は皆、長髪。それ以降はさすがに、そこまで同じ!は減ったが、メンタリティは変わらない。

皆、大学に行く。学びたいものが特になくても行く。行かないと恥ずかしい。だって、みんなが行っているから。大学に行く目的は本来「学ぶこと」だ。それが「恥ずかしいから」「皆行くから」が目的になっている。

戦争中の「一億、総火の玉」のキャッチフレーズも日本人には賛同しやすいものだったろう。だから、あそこまで悲惨な戦いになった。皆が船から飛び込めば、事故であろうと何だろうと、飛び込むのも日本人。このジョークはよく出来ている。


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