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映画「記者たち〜衝撃と畏怖の真実」素晴らしかった! [映画感想]

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「記者たち〜衝撃と畏怖の真実」素晴らしかった!

少し前に見た映画。公開館数が少なくて見るのが大変だったが、観てよかった。「スタンドバイミー」のロブライナー監督作。現代版の「大統領の陰謀」。昨年の「ペンタゴンペーパーズ」にも通じる。

ブッシュ大統領時代。911の黒幕はイラクであり、大量破壊兵器を所持しているということで戦争を吹っかけたアメリカ。当時、911でテロ憎しで正気を失っていた国民はそれに反対せず、ほとんどのマスコミもそれを支持した。

そんな中、弱小の新聞社ナイト・リッダーだけが、そのイラク攻撃に疑問を投げかけ、記事にするが.....という真実を元にした物語。編集長役を監督のロブ・ライナーが自ら演じているが、こんな台詞がある。

「私たちはNBCでも、CBSでも、 ABCでも、CNNでもない。ニューヨークタイムスでも、ワシントンポストでもない。我々はナイト・リッダーだ。誇りを持って真実を伝えよう!」

結局、イラク戦争では大量破壊兵器は見つからなかった。大手マスコミは当時の記事が間違いであったことを謝罪する(ここが偉い。日本のマスコミは謝罪ししない。あるいは目につかない小さな訂正記事を出すだけ)ナイト・リッダーは正しかったのだ。これ今の日本のマスコミが絶対に見るべき作品。映画もナイト・リッダー紙も素晴らしい。



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