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総選挙2017年10月の総論 [2017]


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当選者数の表。ほとんどの党が微減。マスコミは「自民大勝」と騒ぐが、前回以上に当選者を増やした訳ではない。民進は希望+立憲。あれだけ「安倍を降ろせ」「安倍はダメだ」という人たちがいて、支持率も下がっているのに、ほとんどがいつもの党に投票しただけなのだ。結局、安倍でいいのね?


「自民大勝」の記事で絶望したが、意外なこと気付く。自民284=>276 公明34=>29 維新14=>8 立憲15=>50 希望57=>48とほとんどが微減。伸びたのは立憲のみ。これは希望と足して旧民進党の支持者。つまり同じ支持者がいつもの党に投票しただけ。自民大勝は当然だろう

この表を見て分かるのは、前回と同じ人が前回と同じ支持政党に投票(民進=>希望+立憲)前回、棄権した人は今回も棄権したということ「安倍は嫌いだが、代わりがいない」「安倍も小池も同じ」「投票したい候補がいない」そんな理由で棄権する人たち。要は自公の応援団と同じ。彼らが与党を支えている


「安倍は嫌いだけど、誰がやっても同じ」と言う人たちがいる。だから選挙には行かない。その人たちが結果として安倍を応援していること。彼らは理解していない。「誰がやっても同じ」と思ってしまうのもある種の思想操作。投票する気をなくすキャンペーン。それにまんまと嵌っている。国難は終わらない


今回の選挙。自民党が強かった訳ではない。「安倍は辞めろ!」と願う人たちの多くが投票しなかったことで、組織票が効力を発揮。圧勝しただけ。投票に行かなかった「安倍を止めろ」という人たちこそが自民を応援、勝たせたということなのだ。

今回の選挙で痛感したこと。「安倍は許せない!」「安倍は辞めろ!」と思いながらも「雨でも選挙に行くぞ!」というほど多くの人は激怒していなかったということ。戦争が始まり、徴兵制になり、言論の自由が統制されて初めて「あのとき、雨の中、投票に行くべきだった...」と後悔するのだろうか?



今回の選挙の投票率は53.68%。有権者の半分しか投票しなかったことになる。なぜ、あとの半分は投票しなかったか?「政治に興味がない」「投票したい党がない」「安倍も小池も同じ」「棄権という意思表示」いずれにしても、自公を圧勝させた最大の功労者。戦争になってももう文句はいえない。


今回の投票率は53.68%。有権者の半分近くが投票しなかった。彼らは自国の総理がお友達を特別に優遇しても、レイプしたジャーナリストの逮捕を止めても、日本を戦争が出来る国にしても、政府に都合悪いことは秘密にしても、そのトップを止めたいとは思わないのだろう。それが多くの日本人なのか?

今回の投票率は53.68%。有権者の半分近くが投票しなかった。彼らは自国の総理が企業を優遇。国民を踏みつけにしても、効果のないなんとかミクスを続けても、疑惑の妻を喚問させず、批判するマスコミに圧力をかけ、情報統制しても日本人の50%は「首相を止めろ!」と行動しない。


近所のおばさん。「最初は小池さんを応援していたんですよ。きっと安倍を倒してくれるって。でも、結局、同じ穴のムジナ。バカらしくなって選挙には行きませんでした。安倍も小池も嫌いです」そういう彼女のような人が結果、自公を勝たせた最大の功労者であること。その人たちは知らない。

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