友人曰くー「映画監督がFacebookをすること自体が悪い!」えーー?」 [FB問題]
少し前に友人と会った。長年の友達で今も映画ファンである。その友人と飲み屋での会話。
友人「Facebook辞めたんだって?」
僕 「辞めてない。休んでるだけ」
友人「ブログの記事読んだけど、有名監督になるといろいろ大変だなあ〜」
僕 「有名じゃないよ〜。まだまだ無名」
友人「まあ、お前はイラつくだろうけど、あれこれ言って来るFacebook友達の気持ちも分かるな〜」
僕 「何で〜?」
友人「お前がいうようにFacebookは近所の喫茶店のようなもの。そこに映画監督が毎日来ている。そりゃ有名監督でなくても、興味持つさ!」
僕 「そう〜?」
友人「声をかけてみたくなるさ〜」
僕 「うーーーん」
友人「だって、映画監督なんかと気軽に話せる機会なんてないだろう?」
僕 「まあ、そうだけど......無名だよ〜」
友人「無名でも映画監督だからね〜。俺なんか昔から友達だからいいけど。普通、映画監督の友達なんていないだろう?」
僕 「まあね〜」
友人「それに有名俳優とも何人も仕事してるだろ?」
僕 「まあなあ〜」
友人「凄いと思うよ〜。あんな凄い人たちがお前の映画に出てくれてんだぜ〜」
僕 「うん。皆、よく出てくれたよなあ〜」
友人「そりゃ、シナリオがいいとか、お前の以前の作品見て出たいと思ったとかだろ?」
僕 「まあねえ」
友人「そこは凄いと思うよ。応援もしたくなる。あれこれ、言いたくなる」
僕 「それが問題!」
友人「でも、何か役に立ちたいと思うさ」
僕 「自分の知らないことを助言するか?」
友人「いつも喫茶店で会う映画監督だよ。何か応援したくなるさー」
僕 「だったら、自分の知らないことをあれこれ批判するのはなあ〜」
友人「だから、役に立ちたいんだって!」
僕 「だから、役に立たないんだって。気持ちは嬉しいけど...」
友人「Facebook友達って田舎のおばちゃんみたいなもんで、あれこれ言いたくなるんだよ」
僕 「分かるんだけどさ〜。上から目線で指示したり、批判したり。ダイレクトメールで説教して来る人もいる....悪い人じゃないの分かっているけど、会ったこともない。相手の年齢や職業も分からない」
友人「ふーーん」
僕 「中には顔写真さえ出してない人もいて....つまり、覆面したような人にーもっと広い心を持ちなさい!ーって説教されてもなあ。注意すると『親切で言っているのに!』と怒り出す」
友人「一般の人はそんなものだよ。近所の喫茶店に有名な映画監督がいると聞けば、俺でも見に行くよ」
僕 「有名じゃない〜」
友人「そうでもないぞ。もう4本も劇場用映画撮っているし。日本全国で何十館もの映画館で上映されてるし、海外でも毎回上映されるだろ?」
僕 「でも、大ヒット作や誰もが知る有名作品はない」
友人「お前が思うより、知名度あると思うよ〜」
僕 「そうなかあ〜」
友人「お前は自分が無名監督だと思っている。が、多くの人はそう思っていない。国民的俳優たちと仕事しているだけで、スゲーになるのぉ〜」
僕 「そーかなー」
友人「そんな奴がFacebookで毎日、記事アップするのがよくないんだよ!」
僕 「えーーー?」
友人「Facebookって、そういうメディアだろ?」
僕 「最近はそんな酷いコメントは、なくなったし........いい人だって多いんだぞ」
友人「いや、Facebookを続けるお前が諸悪の根源だ!」
僕 「え〜」
そんな会話をした。友人のいうことも正しいかもしれない。そう言えば、今年、都内で2回。「あ、監督だ!」と言われた。
実際はまだまだ無名なのだけど、あれこれ言われる仕事であること自覚せねばならないのかも? そんなことを考える機会だった....。友人に感謝。
。
2016-08-21 23:35
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0