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もう一度見たい名作映画「ゾディアック」ー実際の劇場型犯罪を克明に映像化! [映画感想]

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もう一度見たい名作映画「ゾディアック」ー実際の劇場型犯罪を克明に映像化!

 アクション映画はあまり好きとは言えないが、犯罪ドラマは結構好きだ。今回、紹介する「ゾディアック」もそのひとつ。

 ゾディアックは実在する犯罪者。1960年代に起きた事件の犯人。謎の手紙を新聞社に送りつけ、自分の犯罪を予告。次々に罪なき市民を殺害していく連続殺人犯である。日本でいうと「酒鬼薔薇聖斗事件」のような犯罪。あの「ダーティハリー」の1作目の犯人。スコルピオはこの犯人がモデルである。

 以前から僕はその手の犯罪に関心があり、その事件のことも本で読み知っていた。そんなことがあるので脚本家時代は「女子高生コンクリート詰め殺人事件」のシナリオを書いたこともある。だから、「ゾディアック」の映画化を聞いたとき、やられた!と思ったりした。

 「セブン」のデビッド・フィンチャー監督が克明に映像化。やはり、本で読むより、当時のアメリカの風俗もリアルに再現されておりおもしろい。ただ、フィンチャー監督は犯人の残虐性より、彼に振り回される人々の姿を克明に描く。そう、犯罪事件の興味深いのは犯人そのものより、その背景や時代の反映である。犯罪ものではあるが社会派ドラマになっている点が興味深い。

 DVDは持っているが時間がなく、なかなか観れない。映画館で見て以来だが、今観ると、またいろいろ発見がありそうだ。


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