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フランス同時テロで注意せねばならない二つのこと 次のターゲットは日本人? [アクセス数300超え記事紹介]

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【フランス同時テロで注意せねばならない二つのこと 次のターゲットは日本人?】

イスラム国の犯行だと分かり、その凄惨な結果に多くの人がFacebookでも哀悼を捧げている。129人もが殺害され悲しみが溢れているが、注意せねばならないことが2つある。この結果を見て「イスラム国許せねえ! 全員ぶち殺してやればいいんだ!」という短絡的な思いを持つのは危険だ。報復に対してはさらなる報復があるだけ。互いに犠牲者が増えるばかりだ。

それと今回は凄惨な事件だが、幸いにも日本人が犠牲になっていないので、客観的に見ることができるだろう。だから、考えてほしい。シリアに対する空爆で死んでいるのはイスラム国の兵士ばかりではなく、一般人も多く巻き込まれているということ。その犠牲に対して同情せずに、フランスで犠牲が出ると大騒ぎするのはいかがなものか?

今回の事件は痛ましく、許されないものだ。しかし、だからといって「イスラム国憎し」でさらなる空爆を続けることが解決になるのか? 今回と同じように家族を殺されたイスラム国の人間が、同じように「フランス憎し」でさらなるテロを起こすだけではないか? そうなったとき、得をするのは誰か? 武器を売る人たちであり、いくつかの特定の国だけである。彼らは今回の事件で、より武器が売れるように憎しみを煽るに違いない。それに乗ってはいけない。

もうひとつ、気をつけねばならないのは、パリの寿司屋も襲撃されているのに(海外では報道)日本ではほとんど報道されていないということ。これは何を意味するか? 今回の日本でも報道は「対岸の火事」的なもので、「フランス大変だなあ」という形。さらに言えば「日本には関係ないよー。海外旅行はしばらくフランス避けるし」という感覚でテレビを見ていないか?

しかし、次のターゲットは日本かもしれない。安保法案で自衛隊はアメリカ軍と一緒に戦争できるようになった。同じようにアメリカに歩調を合わせて空爆したフランスでテロが起きたのだから、同じ立ち位置の日本が狙われてもおかしくない。考えれば分かるのに、マスコミは「フランス大変です」という報道。だが、ここで寿司屋も狙われたと伝えればどうなるか?

リアリティが生まれる。「日本が絡んでいた!」「次は東京ではないか?」「海外の日本人が狙われるのではないか?」そんな想像してしまう。そうなれば安保法案はやはり間違っていたのでは?と考える。だからこそ、寿司屋襲撃を報道できないのではないか? いい解釈をするなら「不安を煽らないため」とも言えるが、それで危険を回避できるわけではない。

「次は日本だ!」それをメッセージするのが寿司屋襲撃だろう。イスラム国が空爆の報復をするなら、寿司屋よりフランス料理レストランを選ぶ方が正解。それが寿司屋の理由はもう「日本」への警告でしかない。「フランス大変だね」「同情するよね」「イスラム国許せないよな」と表層的な感情で今回の事件を見てはいけない。次はこの日本人がターゲットになる可能性はとても高い。では、何をすればいいのか? それを考えることが大事なのだ。


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