安倍君と麻生さんの例え？本当は？

昨年の衆議院選挙で友人は自民党に投票した。「だって、自民でないと、日本はダメになる。民主じゃ無理だし....」昨日の報道を見てどう感じただろう？　数年後にはきっとこういうだろう。「だって、自民だから、日本がダメになったんだよ」それでは遅過ぎるのだけど...。



北朝鮮を散々批判してきた友人。昨日の安保法案ー強行採決ニュスを見ての感想。「日本は北朝鮮を超えてしまった。まさかこんなことになるなんて想像もしなかった。安部は金正日と同じだ！」と怒っていたが、そんなことは昨年の「集団的自衛権」「秘密保護法」の閣議決定の段階で分かってたことだろう？

昨日までの一番心配だったのは「安保法案を強行採決されてしまうこと」だった。今日から一番心配なのは「来年の選挙まで、人々がこの怒りを忘れずにいるだろうか？」ということ。怒りの持続が一番大変。年が明けて「やっぱり景気！」になっていれば彼らの思う壺だ。


「安保法案」安部総理の説明。
「友達の麻生さんが不良に襲われたら、私がそれを守るのが集団的自衛権」これは違う。多くの場合はこうなる「友達の麻生さんが因縁をつけて人と喧嘩を始める。そして、おい！安部。加勢しろ！あいつはお前も狙ってるぞ！　と言われて、安部君に敵意のない人を麻生さんと袋叩きにする」...

今朝のNHK「あさイチ」でも安保法案の強行採決について放送。いのっちの意見が安部首相の「友達の麻生さんが」より的確。アメリカと戦争する国（日本に危害を加える意思のない国）の国民を自衛隊が攻撃する可能性もあることを伝えた。が、番組としては本質はよく分からないという結論だ。