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映画「朝日のあたる家」は福島の悲しみを伝える映画 [作品紹介]

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この映画は福島の原発事故と時間軸も、事象の展開も全く同じにして描いている。劇中でのテレビ報道も現実と全く同じ、官房長官が同じセリフをいう。ただ、場所だけを福島から静岡県湖西市 に移した。

そうすることで見た人が「福島大変だったなあ」と他人事のように思うのではなく、どこにでもある懐かしい風景のある湖西市を舞台とすることで、自分の故郷で原発事故が起きたかのように感じ、物語を見つめてもらえるようにした。

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人が何千人も死ななくれても、どれだけの悲しみが溢れるのか? 生まれ育った故郷を追われることがどれだけ辛いことか? 生活していた家に戻れないことがどんなに厳しいことか? 新聞やテレビニュースでは伝わらない「痛み」「悲しみ」を伝えられるのは映画だと製作した。

しかし、4度目の311がやってきても事態は何も変わっていない。より悪くなったとさえいえる。あれだけ「原発反対」と叫んでいた人が今は「景気」という。だが、その前にもう一度、事故を見つめてみよう。悲しみだけでなく、そこに日本人が忘れた大切なことがたくさんあるからだ。

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日本人は戦後、お金や学歴や会社が大事と必死に働いてきた。けど、本当に大事なものを忘れていたと思える。悲しみを見つめることで、その忘れていたものも見つかるはず。それを描いたのが「朝日のあたる家」である。完成から3年目の今年も各地で自主上映会が行われている。機会がある方はぜひ観てほしい。

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また、上映会をしたい方は連絡してほしい。目先の景気に翻弄されてはいけない。もう311以前に日本は戻れない。これからの未来のために何が大切か? それを今後も映画で伝えて行きたい。

映画レンタルの問い合わせ=>bit.ly/1v9iGQY




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