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子供たちのためにも、親がバカではいけない?⑤ マスコミは真実を伝えない、巨額な広告料をくれる企業のために報道? [【再掲載】]

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 2014年12月の日記

「原発再稼働」「集団自衛権」「消費税アップ」「秘密保護法」と今回の選挙で争点になるべきものを僕なりに解説してきた。きっと、ネットを使っている方はすでにご存知のことばかりと思う。が、同世代の友人に訊くと、ほとんどが答えられず40−50代の男性ヤバいぜよ。

そして彼らが特別ではなく、多くの日本人が同じだと思える。だから、大事な問題を置き去りにして「景気をよくしてほしい」なんてことにこだわってしまう。が、何とかミクスでは、景気もよくならないどころか、金持ちと大企業だけが肥え太り、庶民は長時間働いても、生活はよくならず。原発は再稼働。また事故が起きたら日本全滅か? あるいは福島と同じように、税金で何十年もかかり収束作業をすることなる。

子供たちは戦争に行かされて、武器輸出で大企業がまたまた大儲けとなるだろう。と書くと「そんな大げさなことにはならないよ〜」という人が必ずいるが、ぜひ、このシリーズのバックナンバーを読んでほしい。今の日本は確実にそちらの方向に進んいる。それと、もうひとつ。なぜ、それに気づかない人が多くいるか?それを書かねばならない。マスコミの存在である。

マスコミというのは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など、情報を伝えるメディア。多くの人はそれらは「真実」を伝えていると思っているだろう。が、そうではない。311でそれがバレてしまった。原発問題を探ると、その辺もわかりやすくなるのだが、要はテレビも新聞もスポンサーというものがある。テレビならCM。新聞なら広告。それらの企業はマスコミにとっては、お得意様。大手スポンサーの都合の悪い情報は流さない。

だから、原発は安全と言い続けた。だって年間800億円以上の広告費。ダントツ1位の大金をもらっていれば、ちょっとやそっとの事故は報道しない。そして、これからも、そんな大金がもらえるなら、早く再稼働できるように、「事故は収束した」「被害は少なかった」「放射能は危険ではない」と思えるニュースを平気で流してしまう。だって、企業の目的は金儲けなんだから。

僕らは長年それに気づかず、ニュース番組は中立公正で「真実」を報道するものと思い込んでいたのだ。それと同じことが今、同じ構図で、マスコミを歪めている。そもそもマスコミは国や政治を監視し、問題を指摘し、それを国民に伝える役割を担っているはずなのに、最近は国のいうことをそのまま伝える御用メディアに成り下がっているところが多い。

某放送局の会長などは「国が右ということを左とはいえない」と記者会見で公言する。本来は「国が右」といっても「それは違うのではないか?」と指摘するのがマスコミに仕事。いや、御用メディどころか、国が進める危険な法案について解説、批判をしないことが多い。そして、福島第一原発の事故。直後は多くの報道があったが、最近はめったいに見ない。事故は収束。被災者は皆、家に帰れたのか? いやいや、まだ14万人が帰宅できず、多くが仮設住宅でこの瞬間も生活している。

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なのに、マスコミはそれをしっかりと報道しないことが多い。「原発事故のことはもう忘れてほしいう」といいたいかのようだ。その結果、視聴者の多くは、あれほど「原発は危険!再稼働は反対」と盛り上がっていたのに、今は「景気が大切」といい出した。まんまとマスコミに乗せられているということだ。そのマスコミにそんな指示を出しているのが、もちろんあの党。マスコミ関係のトップと次々に会食。友好を深めている。

そして、マスコミは彼らに都合のいい情報を流し、都合の悪いものを止める。それに従わない局に対しては「公正な報道をするように」と圧力をかける。切り札はテレビ放送権を取り上げること。こうして、今日本は戦時中のように大本営発表の国になった。太平洋戦争当時。日本軍は各地で敗退していたにも関わらず、国内の新聞、ラジオは連戦連勝の報道をしていた。それと同じ。

「景気がよくなった実感がない」というインタビューを流せば、あの人が番組内でクレームつけ。あとで党から圧力もかける。もう、戦時中と同じ構図。が、多くの人はそれに気づかず、日本が戦争に参加することなんてなく、言論の自由は保障され、これから景気がよくなると信じているのだ。

だが、マスコミが伝えずとも、ここしばらく国会で提案された法案や閣議決定されたものを見ると、とてもそうは思えない。本来、マスコミがそれを指摘すべきだが、ほとんど無視。あるいは推進している。批判する局は別の理由で叩かれ、信頼を落とされる。それが今のマスコミの状態。もちろん、最後の上げた局はがんばっている。が、今、物凄い圧力を受けているはずだ。そして多くの日本人はそれを知らず。安穏としている。

そろそろ気づいた方がいい。今の日本は一部の金持ちと大企業だけが大儲けして、庶民はより貧しく。苦しめられる国になっている。マスコミを使い、嘘の情報を流し、本当のことは秘密! どうしたらいいの? どうしようもないの? いや、変えることはできる。次の選挙だ。その選挙で、NOを突きつければ日本は変わる。だが、支持すれば、これから4年。さらなる厳しい時代が待っているだろう。

あの党を支持するということは、「原発事故で故郷を失ってもいい、子供を戦争に送り出してもいい、高い消費税に苦しんでもいい、一部の金持ちと大企業のために犠牲になりま〜す」!という表明でもある。それらが現実になったとき「えー、こんなはずではなかった!」「騙された!」といっても、もう遅い。

ただ、問題がある。だったら、どこの党に投票すればいいのか? ということ。確かに、この党がオススメというところは残念ながらない。だが、方法はある。それは次回。お伝えする。


 つづきはこちら=> http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2014-12-04-3


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