SSブログ

「そもそも総研=日本はイスラム国とどのように向き合っていったらいいのか?」必見!! [イスラム国]

IMG_0006.jpg


「そもそも総研=日本はイスラム国とどのように向き合っていったらいいのか?」必見!!

先日の「モーニングバード」の「そもそも総研」は「そもそも日本はイスラム国とどのように向き合っていったらいいのか?」録画したものを今、見ている。いつも鋭い切り口で、知らない事実や情報を伝えてくれる。本日もかなりいい!

前半を見た限りでは、まず、元イラン大使の孫崎さんの話。要約すると「人道的支援といっても、お金をもらった国はそれを軍事に使うことがあり、イスラム国も当然そう解釈するということ」

ネットを見ているとたまに「安倍総理は宣戦布告などしていない。あれは人道支援だ。そんなことも分からない奴が多い」という意見を見るが、孫崎さんの話を聞くと「一般には人道支援は軍備に使われないと思っている人が多い」とのこと。

でも、政府はその国が支援をどう使ったは確認しないそうだ。
まず人道支援だから軍備に使われないと信じ込む人がいることに驚き。例え知らなくてもイスラム国が「あれは人道支援の金だから、軍備に使われない。心配はいらない」と思う訳ないだろう? 

んーーーー、それを平和ボケというのか?純真というべきか? それとも、真面目なのか? そんな人が結構いるということだ。でも、「そもそも」の孫崎さんの話を聞けば、知らない人も「え?」と思うはず。

それが分かれば、安倍首相の支援がどれだけイスラム国を刺激したか?よく分かるし、いかに責任が大きいか?も理解できるだろう。おまけにスピーチで首相は「イスラム国と戦う周辺諸国に支援する」とまで、外務省が用意した原稿になかった文言まで言っているのだから。宣戦布告以外の何ものでない。
そして、イラク戦争以来、アメリカが日本を戦争に引き込もうとしていることが説明される。

「支援だけじゃ駄目。血を流すのが貢献」というアメリカの主張。何年も前から聞いている。その延長線上に今回のイスラム国人質事件との指摘。なるほどー、繋がって来たなあ。やはり今回の事件は.........。ビデオを録っている方はぜひ「そもそも総研」見てほしい。

1237133_515897695151206_1891093003_n.jpg

後半を見た。凄い。全くその通り。三段論法で誰もが分かる説明。これが日本とイスラム国の向き合い方になっている。それが分からない人が日本にはまだまだ多くいるということだろう。

余裕がないので、詳しくは紹介できないが、今、言われている「人質救出のために自衛隊を派遣する」は「戦争に参加する」と同じ。さらにいえば「アメリカでも成功しない人質救出を、言葉も違う、情報もない、土地勘もない自衛隊ができるはずがない」ということ。さらに、「自衛隊が来た段階で先方は戦争を始めたと解釈する」など。今、政府が検討していることがいかに危険か?を説明。

それを本当に分かりやすく紹介している。本当に全ての日本人がこの番組を見れば、危険な未来を変えることができるのではないか?と思えるくらいだ。だが、この手の番組は他局では存在しない。政府発表をそのまま伝えるだけ。それどころか、都合の悪いところはカット。放送しない。そんな報道を見ていたら、思うつぼ。現実が見えなくなる。

ぜひ、ネットで探して、今朝の「そもそも総研」を見てほしい。そして、もし、まわりに「あれは人道支援だ。宣戦布告ではない」「自衛隊を救出に出す法案を通すべきだ」という人に教え上げてほしい。
コーナー最後。司会の羽鳥さんが涙目になっていた。

現在の絶望的な状況を思い、感極まったのだと思える。そして、この種の番組を作る、テレビ朝日を応援したい。日本を戦争に巻き込まないように、がんばる数少ない報道機関だ。応援したい!


m_E68989E58699E79C9FE_edited-3.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。