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「朝日のあたる家」を応援してくれる人が、気づかぬ内にネガティブ・キャンペーン?! [自主上映]

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「朝日のあたる家」は今年3月に、映画館ーシネコン公開が終わり、

直後にレンタル上映が解禁になった。それをネットで告知。これで一般の方、サークルや団体でも自主上映してもらえる。その記事を読んだある方が、僕の記事をシェア。コメントを添えていた。

「やはり映画館では上映できなかった。それで自主上映に踏み切ったのですね。 悔しい気持ちはよく分かります。でも、地道にがんばっていると、必ずいいことはあります。諦めずにがんばってくださいね!」

はあ? 日本全国27館の映画館で公開が終わったから自主上映募集をしたんだよ! ちゃんと告知を読んで? と、その人のFacebookに丁寧な文章で御返事。説明をしたが、反応なし。たぶん、本当にたまにしかパソコンを開かない方なのだろう。未だに「勘違いでした。すみません」という返事はない。

この人。勝手な思い込みで

「映画館上映はできないかった」という情報が日本中に発信されてしまった。それを読んだ人は「ああ、この映画はマイナーだから、映画館で上映されなかったんだ...」と思ってしまう。よくない!

「朝日」は全国の映画館、シネコンで公開。各地でヒット。海外でもアメリカ、ドイツ、ニュージーランド、シンガポール等でも上映。多くの人が見てくれた。なのに勘違いおじさんの記事を読んだ人は「やっぱり映画館では上映できなかったんだ.....」と事実ではないことが伝わる。

誹謗中傷の記事より、タチが悪い!

例えば菓子メーカーが新製品のチョコレートを出し、大ヒットした。にも関わらず「あのチョコは売れなかったんだね。応援してんだけどなあー」とネットで発信するのと同じ。つまり営業妨害だ。シェアしたおじさんに悪気はないが、これはネガティブキャンペーンと同じ。マイナスイメージを振りまいているのだ。他にもこんなツイートがあった。

 「自主制作映画ー朝日のあたる家。***ホールで上映。ぜひ、ご覧ください!」

 
「朝日」は自主映画ではない。プロの俳優とスタッフが作り、映画館で上映される商業映画である。自主映画というのは基本学生やアマチュアの映画好きの人たちが、製作費を自腹で出して作る映画のこと。基本、映画館では上映されず、自分たちでホールを借りて上映する。原発だけでなく、人権、差別問題を扱う作品にはその手の自主制作が多い。ツイッターの主は事実を確認することなく、そう思い込んだのだろう。

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だが、その手の映画。大切な主張はしているが、

説教臭いものが多い。自主制作というだけで「見たくない!」という人も多い。「朝日」はそうではなく、一般の商業映画として、普通の娯楽映画にしてある。

なのに「自主制作映画」と、事実でないことを付け加えてツイートされるのも、ネガティブキャンペーンと同じ。「朝日」は家族の物語。主義主張を押し付ける教育映画ではない。なのに「お説教映画」と思い敬遠する人も少なからずいる。その種のツイートも映画を歪めてしまう。そして、悲しいのは、そのツイートの主もまた、本当に映画を応援してくれている人であるということ。

「朝日」は多くの方の応援で、日本を超えて世界に

発信できた映画だ。今も感謝している。が、そんな中の一部の人たちが、本人が意図しないのにネガティブキャンペーンをしていること。本当に悲しい。それでなくても悪意を持って批判する人、誹謗中傷を続ける人たちが多くいる。

なのに、応援してくれる人が「よかれ」と思って、映画のイメージダウンに力を入れる。本当に悲しい。そんなコメントやツイートを見つけたら、説明メールを送るのだが、僕1人ではとても追いつかない。もし、その種の文章やコメント等見かけたら、ぜひ、説明あげてほしい。

そんなことで、ここ数ヶ月。心を痛めている。よろしくお願いします。

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