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「尖閣を攻められて黙っていていいのか?」という会社員 [「そんな奴はおらんやろ〜?」]

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ネットの上では、「戦争」大好きな政治家の方々。笑いの対象になっている。が、一般人には「そんな奴、おらんやろ~」と思っていた。が、先日。友人と「集団的自衛権」は危険ではないか?という話をしていたら、こんなことを言われた。

「尖閣列島がもし、攻められても何もせずにいていいのか? 日本は戦争をしません、だから、はい、どーぞと、敵国に差し出していいのか? それは違うだろう!」

彼は普通のサラリーマン。政治活動もしていないし、特に軍事オタクという訳ではない。家族もいて、平穏にくらす一般の方。なのに、かなり感情的に、「それを許していいの!」と強い口調で訴えた。意外だった。彼に似た意見はネット上で何度か読んだことがある。が、「ん〜」と思えるものばかり。それを友人が同じことを言い出すとは思わなかった。

それと話題にしていたのは「集団的自衛権」。危険ではないか?と僕は述べた。それに対する反論が上記の言葉。でも、彼がいうのは「個別的自衛権」である。「自国を攻められたときに反撃する権利」彼はそれと「集団的自衛権」=友好国が攻められたら一緒に戦うことができる。と勘違いしている。

このタイプの人は多く、ニュース番組で賛否のインタビューを取ると「賛成」の意見のほとんどが、その勘違いによるものだ。ここまではまだ、分かる。が、????と思ったのは、そもそも多くの日本人は「いかなる戦争もいけない」と思い、戦後何十年も生活してきた。友人もまた、今日まで「攻められたら、反撃してもいい!」という意見をいうような人ではなかった。

「戦争になる前にそれを回避するのが政治」というのが、その手の話をしたときに僕らの世代で出る結論。それが軍事オタクのように「攻められたら、反撃しろ」ということを友人が言いだしたことに驚かされた。されに言えば、尖閣がどこかの国に攻められとき、大本営(?)が「敵国は尖閣を占領。本土をも侵略しようとしている」と発表。ニュースで流れれば、きっと彼は「だったら、敵を殲滅しろ!先手をとって敵国の本土を攻撃しろ!」というだろう。

しかし、真珠湾攻撃、トンキン湾事件もそうだが、ある国は敵に先制攻撃をさせて、わざと自国に犠牲を出すことで国民の怒りを爆発させて戦争に参加。或いは、やらせで「敵の攻撃があった!」と発表して戦争開始!ということが得意だ。同じように、「尖閣が攻められた!」と事実でもないのに、あるいは事実を捻じ曲げ、大げさに騒ぐことで、知人はまんまとその策略に乗せられ戦争開始に賛同することになるだろう。

そんな彼は「だから、集団的自衛権には賛成!」という。が、先にも説明した通りに、それは「個別的自衛権」と勘違いしている。その権利は日本にすでにある。「集団」は日本が直接被害を受けなくても、友好国のために戦争できる権利である。それを理解していない。戦争したい人たちにとって、非常に都合のいい解釈をしている。だから、驚いたし、危険だと思えた。

では、なぜ、知人は「反撃するべきだ」というようなことをいうのか? 決して愛国精神が強いとかいう人ではない。それは不況続き、給料も上がらず、厳しい生活が続く、子供の学費も大変。不満が鬱屈している。それでなくても資源が少ない日本の領土が奪われるということ。その攻めて来る国に全ての不満をぶつける。だから、殺し合いをしてもいい。相手が悪いのだから。と単純に思い込んでしまったのだろう。

その知人は特別な思想もなく、戦争好きでもない。温厚で、まじめなサラリーマン。そんな彼が、そんなことを言い出すのであれば、同じ発想の人はかなりいると思える。もし、そんな人たちを利用して、「日本は今、攻撃を受けています!」とマスコミが伝えれば、彼らは皆「戦争やむなし!」と賛同するはずだ。そんな人たちは「集団的自衛権」を誤解し、支持し、やがて戦争になっても、うまくコントロールされて、戦争さえも賛成してしまうと思える。

戦争をしたい人たちが「集団的自衛権」の本当に意味。詳しく説明したがらないこと。よく分かった。誤解させておいた方が全てにおいて、うまく行くからだろう。


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