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12月になり、2014年を振り返る。 [2014]

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とうとう12月になってしまった。今年も全力疾走だったので、振り返る暇もなく、ただただ前へ進んで来た。年明けか「朝日のあたる家」の映画館公開の続きで全国舞台挨拶ツアー。雪で東京に戻れなかった日もある。

その合間に「向日葵の丘」のシナリオ執筆&ロケハン。3月に「朝日」劇場公開終了。4月に「向日葵」撮影開始。5月から編集。終わったのは8月。9、10とポストプロダクション。その間に「朝日」イベント上映。神戸、新潟、新宿では舞台挨拶をさせてもらい、もの凄く数の観客が来てくれた。

そして11月。あと1歩というところで、カラコレが中断。スタッフ待ちで2年振りに休日を持てた。が、例に寄って、疲労困憊が吹き出して、しばらくダウンしていた。数日前からは、さらに体調が悪くなり、下痢や熱まで。でも、少しばかり休んだので、もうすぐ復活。

そして12月。毎年のことだが。この1年、これでよかったのだろうか? と考える。本当に全力でがんばれただろうか? 後悔が多い。いろんな方々から応援、支援を受けたのに、感謝の気持ちを伝えきれてない人も多い。いろいろ迷惑をかけたのに、お詫びできてないでいる人もいる。

映画を1本作ると、喜んでくれる人、感動してくれる人は多いが、同時に、恨まれたり、誤解されたり、嫌われたりすることもある。あまりの忙しさに、どうしても気がまわらず、十分なことができないことがあり、毎回、心苦しく思う。でも、同時に、映画を利用しようと近づく人、心ない批判をする人も、出てくる。

このFacebookでは書けない悲しい事件もある。問題を起こす人。邪魔する人はブロックすればいいが、心折れて堕ちて行く人を助けるのはむずかしい。手を差し伸べることさえ出来ず、それを見つめるしかないこともある。その手を掴もうともせずに、自ら堕ちて行く人もいる。

しかし、映画作りは待ってくれない。落ち込んでいる時間はない。その人に時間を割くことで、さらなる別の人たちが被害を受ける。だから、前に進まなければならない。今年もそんな1年だった。

ただ、嬉しいことは、「朝日のあたる家」は昨年の秋、公開された映画なのに、今年もあちこちで上映、海外でも上映会が続いていること。来年もすでに3カ所で上映が予定されている。そして、僕の作品の中でも最高傑作との呼び声の高い「向日葵の丘 1983年・夏」が今月中に完成するということ。

ハッピーなことには、必ず悲しみがセットで着いて来る。なぜ、みんなでハッピーになれないのか? そんなことを考えながら、2014年最後の月を意味あるものにしたい.....。


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