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★シネマート新宿「朝日のあたる家」に行ってきましたリポート(2) [「朝日のあたる家」観客の感想]

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*先日のシネマート新宿、アンコール上映に来てくれた方のレポートです*

★シネマート新宿「朝日のあたる家」に行ってきました(その4)

この映画のお母さん。
まさに私とかぶります^^
娘や家族のために必死なんですね。ネットで情報Get
なけなしのお金はたいてガイガーカウンター買い込み・・
やたら詳しいんです。
私が守るんだという強い決意を感じます。
そんなお母さんがスーパーで食材選びしてるところがあるんだけど
ここが私のこの映画の最強のツボです。 
短いシーンなんだけど号泣&大好きな場面ですね。毎回勇気もらいます!
私のやってること間違ってない!!って^^
と、これまたまさにこの時、私の席より左後ろあたりから
女性らしき方の嗚咽が!この人も「お母さん」なんだろうか・・
画面のお母さんが玉ねぎや食材の袋の記載を確認してる場面。
これ見て強く感じる何かがあるんでしょうね。
あとは?新宿という場所柄もあるかもとか・・・・。
1年前に見た沼津とは違う反応を確かにここ新宿で感じました。
場所の違いと・・あとは時間差もあるかもしれませんね!
約1年の間に気づいた方々ももちろんいるんだろうし。
それにしても新宿のこの映画館のお客様は素直な方が多いというか
より真剣に映画にのめり込んでる方が多いというか、
そんな気がしました。
あ、そうか 沼津はある意味そういう活動されてた方が多かった
というのもあるかな。たとえば反原発とかね。
そんな方々が世のため人のために必死に呼びかけ集めたお客様層という
そういう違い?もあるのかもしれないとか。
なんだろう。予備知識がある方とない方の違いがあったり?
うふふ勝手にいろいろ考えちゃう私^^;失礼しました!
なにしろそんなこんなのいろんなことを感じた今回の映画でした^^

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★シネマート新宿「朝日のあたる家」に行ってきました(その5)
映画の途中でかなり前の方に座ってた1人のお客さんが
通路を歩いて出口に向かいました。まだ中盤くらいの頃。
なぜこんなことを覚えているかというと、このお客さん、
年配の男性で、ちょっと足がお悪いのかぎこちない感じで
やっと歩いてきたんですね。それでちょっと気になってチラ、
なんて見てたんで覚えてたわけです^^;
おじいちゃん・・トイレでも行くのかな?もしや帰って
しまったりするのかな?
いらんこと考えてそのおじいちゃんを横目で見送った私でした。
で、しばらくしておじいちゃん戻ってきました。
ああやはりトイレだったのかなんて^^
私の左横を、またぎこちなく通り過ぎて・・と思ったら、なぜか!?
私の真ん前に座りました^^;
きっと・・前の席まで戻るのが大変だったんですね。
足、辛そうでしたから。。
その後、おじいちゃん観察してたら、なんか体が斜めになってるし、
かったるそう・・体調もよくないのかしら、眠いの?
ってまたいらんことを・・の私ですね(苦笑)
ま、そんなことも映画に没頭することですぐに忘れ去りましたが^^
一時帰宅のシーンも辛いですね。
わが娘が美大目指してることも重なり・・
絵の具やパレットが空き巣の仕業により散乱、
「何も悪いことしてないのに!」
泣きじゃくるおねえちゃんを平手打ちし説得しようとするお母さん。
ほんとに 何も悪いことなんかしてないのに!日本の現状かぶり
どうにも切ない場面です。。
この場面の後、さらに切ないことが起きますね。妹のマイちゃんが・・。
私の甥っ子もここが切なかったらしく「あいつ、いちゃいけないところに
いたりしたからダメなんだよな。自分が悪いんだよな。」なんて。
仕方がないことのようにまるで自分自身に言い聞かせるかのような
感想だったけど、同じ年頃の甥っ子は、事の重大さがわからず、
いたずら心で自分もマイと同じことをしちゃうだろうこと
わかってたんじゃないのかなあ、なんて。
何も見えない。匂いもしない。気配もしない。そんな放射能を
ただ危ないから、子供は何倍も危険だから、いてはダメ、行っちゃダメ
なんて言われたってわかるわけないんだよね。

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★シネマート新宿「朝日のあたる家」に行ってきました(その6)
山本太郎さん登場の場面です!
もう。太郎さん登場した瞬間から目は滝だし。@@
って、すでに持参のティッシュは底つきかけてるし、・・
もうこうなったら流し放題だって生まれてはじめて映画館で
涙流しっぱなしというのをやってみました。
・・・・。
なかなか気持ちよかったです(てれ笑い)って冗談さておき。
太郎さんも鼻水流れてるし、なんて変な親近感持ちながら・・
病室でのマイちゃんとの会話も胸が詰まりましたが、
その後のお父さんとの会話が、私のこの映画における最大の
心に響く場面でした。
以下、正確には覚えてないのでイメージですが・・
何を言っても首を縦に振らないお父さんに向かって
太郎さんがいうこのセリフ。。
「将来お子さんたちが病気になったとき、どうして私たちを
連れて避難してくれなかったの!と言われたらどうするんですか?」
「どうしてうちは貧乏なの?と言われても、お前たちを守るために
引っ越したんだ!と言えばいいじゃないですか!」
まさに、まさにそうなんですよね。その通りです。
福島の現状とかぶります。そしてこれは他人事ではないんです。
福島以外の東北だって北関東だって今いるここ、東京だって。
いえ、もっと言えば私が住む静岡県だってです!
私は? 私はどう? 娘のために、甥や姪のために、
本当に後悔しないようなことができてる??
胸が締め付けられます。太郎さんの言うことがまっすぐすぎて・・
もう・・泣きすぎて鼻もつまっちゃって息が・・と、
ふと前を見ると、さっき前に座ったおじいちゃんが・・
泣いてました。
おじいちゃん、、思いは一緒ですねTT
つづく

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