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一昨日の”報道ステーション”が酷い!...でも、実は?という検証○ [都知事選14]

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 一昨日の”報道ステーション”が酷い! 

 そんなツイートをいくつか見た。で、録画してあった同番組を確認。確かに、銀座の群衆。そこに映る細川陣営にはボカシをかけて、次のカットで舛添のアップ。だから”舛添人気が凄い”と情報操作しようとしている!という批判が相次いだ訳だ。

 私は映像を扱う仕事をしているので、その視点で考えてみる。あの日、銀座では実際に舛添候補は群衆の前で演説している(あの日だけ。日頃は100人に満たない人しか集まらない)が、あの日は凄い人だった。というのは、彼が演説したあと30分後。同じ場所で細川候補が演説する。それを聞きに集まった人たちなのだ。

 だから、あの群衆は舛添候補の支援者ではなく、細川支持の群衆。ではあるが、その群衆の前で舛添候補が演説したのは事実。だから、番組はねつ造はしていない。それよりも目をつけるべきは、最初のカット。俯瞰でもの凄い人が映る場面。細川候補はボカシをかけられているが、彼の声は流れている。これは何を意味するか?

 実はマスコミ各社には演説を撮るときは候補者をアップで撮り。まわりの聴衆は撮ってはいけない!という指示がでている。細川候補が大人気だとバレると困る人たちがいるのだ。にも関わらず、報道ステではボカシをかけながら細川さんの声を流した。分かる人は分かる。細川の声。大群衆。人気あるんだ!と

 同日に、舛添候補も演説している。であれば、そちらの群衆シーンで舛添候補の演説時のものを撮影。使用すれば舛添大人気の映像ができあがる。でも、そうしなかった。つまり、局は編集時に、舛添+群衆ではなく、細川+群衆の引き絵を選択した。これは明らかに意図のある編集だ。

 さらに、マスコミ各社には細川=小泉のツーショットを写すなという指示も出ている。にも関わらず、その日のニュースでは何度もでてきた。さらに、その日のテーマは”オリンピックの箱もの”に対する候補者の意見なのに、小泉元総理が原発の危険性を演説する場面まで流れた。

(万が一、クレームが来ても、舛添候補の安倍総理の応援演説を映して、細川候補の応援の小泉を映さないのはフェアでないという言い訳も考えてあるはず!やる!)

 小泉の演説。とても重要なのだ!!これがテレビでガンガン流れれば世論は確実に変る。国民的に人気のある彼の言葉は、大いにアピールする。だからこそ、各マスコミに圧力をかけて都知事選を極力、扱わせないようにしているのだ。それに報道ステは逆い、どさくさにまぎれて小泉演説を流したのである。

 これは賞賛すべきこと。あの演説を見て”元総理が反原発を訴えている!”と初めて知った人もいるはずだ。大いに意味がある。というのも。このところ同局は都知事選報道に熱心でなく。古賀茂明さんをコメンテーターから降板させる。

 選挙直前の出演をキャンセルする等の事態が続いていた。圧力に強いこの局がこんな対応をするのはかつてないこと。つまり、それほど強大な圧力がかかっているということだ。(言い換えれば、推進派は細川=小泉をもの凄く恐れているという証拠)

 にも関わらず、昨日のような反撃。これは批判するより賞賛さべきこと。官邸前デモを最初に報じたのも、同局。あのときも、”ネットによる情報発信”という見せかけのテーマで、デモをバーーンと伝えるという離れ業。上からクレームが来ても”あれはネットの特集ですしー”と逃げられるようにしてあった。

 今回も同じ手。さすがテレビ朝日!圧力がかかっても反撃している。この局。この番組を批判するのではなく、応援すべきだ。都知事選の最大の問題がマスコミが金縛りにされ、真実を報道できないことにある。がんばれ、報道ステーション!負けるな、テレビ朝日!

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