「朝日のあたる家」を近所の映画館で上映する方法? [映画館公開に向けて]
「ぜひ、**市で上映してください!」という連絡を頻繁に頂く。
が、監督である僕が映画館上映を決めることはできない。決めるのは映画館側だ。流れを説明すると、まず配給会社が映画館にアプローチ。館側がOKすれば公開が決まる。逆に、映画館側が配給会社に「上映したい」と連絡が来ることもある。要は映画館次第なのだ。
それなら僕に「上映してください」と連絡するのではなく、
地元の映画館に「ぜひ、上映してください!」と連絡することが大事。でも、電話1本したから「はい。承知」と映画館は上映してくれない。お客が入らない映画は上映したくない。ただ、たくさんの人からリクエストが来ると「これは客が来そうだな?」と判断して上映することがある。
多くの映画館がこのパターンで上映を決めた。
最近では沼津がそれ。実際、正月をまたぐ大ヒットとなり、館側も喜んでくれた。四国の場合は、地元の団体が「200枚チケットを売るから1週間上映してほしい!」と交渉して公開が実現。売れたチケットの枚数の何倍もの観客が押し寄せた。(倍返し?)
他にもいろんな方法論がある。
僕のFBに「**市でも上映してください」とコメントするだけでは実現しないということ。もし、本当に「朝日」を応援してくれるのなら、ぜひ行動してほしい。1人では何もできないと思うかもしれない。が、それなら声を上げることからスタートしてほしい。必ず共感する人はいる。輪は広がる。
「朝日のあたる家」はまさにそんな形で映画になった。
ロケ地・湖西市で最初、映画作りに応援してくれたのはたった1人の市民だった。でも、輪は広がり、市内どころか、お隣の浜松、豊橋。そして和歌山、東京からの支援が集まり。1000人以上が応援。撮影が可能になった。映画館公開も同じ。
行動すれば、必ず実現する。
2014-01-18 15:00
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