「朝日のあたる家ーはシュミレーション映画だ」という支配人(3) [作品紹介]
先の支配人さんも、今回の映画ファン君も
「映画」というより、テレビ発想なのかもしれない。
それは構わないが、「朝日の」製作意図を理解していない。
映画館の支配人というにしては、ん〜と思える。
福島の原発事故を再現ドラマとして描くのであれば、
福島が舞台になる。が、「朝日」の舞台は静岡県。
その段階で、もう再現ドラマではない。脚色が存在する
(というか、映画とは基本、再現ドラマはありえないので!)
再現ドラマであれば、実在の人物が登場するが
「朝日」は架空の人物。
それだけで「再現ドラマ」ではないことが分かる。
そもそも、映画で再現ドラマはないのだが、
想像するに、このお二人は「朝日」をカテゴリー分けする際に
(映画ファンとか評論家はそんな作業がお好き)
どこにも入らないので、テレビのカテゴリーを引っぱり出して
無理矢理。当てはめたので、トンチンカンな発言をしたのだろう。
「あえて、いうなら、テレビの再現ドラマに近い」
といえば、まだ分かるが、「これは再現ドラマだ」「シュミレーションドラマだ」
と断定している、そんなジャンル分けをして何になる?とも思うが、
映画をよく観る人たちは戸惑う映画となっているようだ。
なら、解説しよう。
(つづく)
2013-10-31 11:19
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