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あかねがスプリングスティーンが好きな理由(2) [インサイドストーリー]

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 先にも書いたが、僕が物語を作るときは

 登場人物の過去もいろいろ考えた上で、シナリオを書く。

 分かりにくいので、似たような例で説明する。

 「スターウォーズ」の1作目(エピソード4)で

 オビワンケノービ(アレックギネス)は過去にいろいろあった話をするが

 それは具体的に劇中では紹介されない。

 ダースベーダーとも因縁があるが、詳しい説明はない。

 その2人の若き日を描いたのが、エピソード1からの物語。

 監督で脚本も書いたジョージルーカスは1作目を作ったときから

 それ以前の物語もすでに作ってあり、一番自身のある「エピソード4」から

 映画化したのは有名な話。

 そんなふうにキャラクターの過去まで作られていたので

 「スターウォーズ」という物語は奥深く、

 広がりあるリアルな世界観が伝わったのだ。

 これと同じように考えると、僕の映画も分かりやすい。

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 同じ発想で考えると、

 平沢いずみ演じる、あかねも「子供時代」からの物語があるはずだ。

 「朝日のあたる家」では「大学生編」が紹介されたのだ。

 同じく、いしだ壱成さん演じる健二も、子供時代、大学時代、就職してからと

 いろんな物語がある。

 映画では東京の会社を辞めて、古里に帰って来て、

 家の手伝いをしながら、反原発活動をしている時期を描いている。

 つまり、あかねの「大学生編」健二の「帰郷篇」で2人の物語が交差。

 そこを描いたのが「朝日のあたる家」なのである。
 
 ただ、その過去の物語は「スターウォーズ」の1作目と同じく

 映画の中では詳しく語られない。

 (つづく)

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