「朝日のあたる家」映画館上映拒否だった頃② テレビドラマで原発はタブー! [「朝日」DVD発売ー再掲載]
2013年の記事より
テレビドラマだって、原発事故で引き裂かれるラブストーリーとか、
放送しても良さそうなのに
どのドラマを見ても「原発」の「げ」の字も出て来ない。
題材が原発でなくても、単なる世間話として台詞で
「原発はどうなるんだろうね?」と
いう台詞でさえ、使われることはない。
そんなことをシナリオに書こうものなら、プロデュサーが飛んで来て
「これは削除して下さい! 問題になります」
とディレクターや脚本家に懇願するのだ。
映画、テレビの世界で「原発」はタブーなのである。
その理由は先にこのブログでも紹介した、
山本太郎さんの演説で説明している。
http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2013-07-14-1
過去に遡っても、原発を題材とした映画は本当に少ない。
「東京原発」「原子力戦争」
それも大手映画会社が作った作品ではない。
要は、大手映画会社は「原発」には関わらないでおこう。
避けて通ろうという姿勢なのである。
当然、原発の映画を上映しようというメジャー映画館はない。
(つづく)
2016-03-12 10:20
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