もの凄い数の応援メッセージ。ありがとうございます!(下) [映画館公開に向けて]
日本の映画監督というのは、ハリウッドとは違い。
ほとんどが、まともに生活ができていない。
借金で生活する人。副業で生活を立てる人がほとんど。
食えている監督はほんと、日本で5人いるか?どうか。
当然、僕も食えない監督の1人であり、
現在は映画館公開をめざす活動だけでなく、生活のための仕事もせねばならず。
(それがなかなかできず、結果として借金で生活。また、借金が増えるとい
う悪循環! 映画の宣伝キャンペーンでも監督にギャラは出ないのです)
そんな中、もの凄い数のメッセージを頂き、
「本当に....ありがたい.......」
という思いでいっぱい。
ただ、先にも上げたような生活環境ということもあり。
全ての提案、依頼に対して、お返事することができない状況を
伝えねばならず、心苦しい。
返事ができなくとも、
頂いたメッセージや提案はしっかりと読ませてもらい
それら応援を心の支えにして、
少しでも早く「朝日のあたる家」を皆様に見て頂けるように
がんばります。
何より、多くの映画館が断る理由として「原発映画は客が入らない」というのに
これだけ多くの方々が「観たい!」といってくれる状況は
「上映すれば、たくさんの観客が来てくれる!」
ということになるはず。
諦めずに交渉を続けます。
本当に多くのみなさん。ありがとうございます。
引き続き、声援を頂ければ嬉しいです。
2013-07-29 12:01
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コメント(1)
はじめまして。同じく食えない現場の者です(笑)
音楽を担当しています。
単館の上映でも拒否されているとは思いませんでした。私が甘かった。
上映する事で嫌がらせを受けることを恐れてるのかもしれませんが
それにしても骨のない業者が増えたんですね。悲しいです。
5年後には流れが良くも悪くも変わってくると思いますが
いま撮られた映画は、いま上映すべきだと思います。
今を生きている芸術家は作品の中で、今を呼吸しています。
故人の作品と違うのはそこだと思うのです。
どうかめげずに、様々な展開で
朝日のあたる家を見たい人に届けてください。
by fra (2013-07-29 14:55)