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なぜ、原発事故の映画を作ったのか?(2) [「朝日」DVD発売ー再掲載]

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2013年の記事より
 
 確かに、医学の世界ではまだ放射能の低線被曝の危険性は

 完全に証明されてはいない。

 が、それを待っていると何十年もかかる。

 その間に多くの子供たちが病気になり、原因不明として死を迎えることになる。

 ウクライナでは国を挙げて、その解明に掛かっているが日本は認めようとしない。

 何より原発ビジネスで儲けたい人がたくさんいる。

 これはもう死の商人と同じ。

 危険があるなら、それが可能性が低くても子供たちを守るべきが大人の役目。

 なのに、日本は今、それをせずに、大人たちが金儲けに走っている。

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 子供たちだけではなく、原発事故は日本を壊滅させる可能性もあるのに、

 それを続けようとしている。

 多くの人がそれに抗議。デモが続いていた。

 しかし、僕にはそれを訴える学術的知識も、

 山本太郎さんように、デモの先頭に立ち、情報を発信する知名度も、

 上杉隆さんのようなジャーナリストとして立場もない。

 何もできない。

 日本人として、子供たちが数年後にどんどんと病気になる可能性がありながら

 何もできない。

 いや、できることがある!

 (つづく)

 




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